ライン川女子旅(3)コブレンツ | ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

ライン川女子旅最終話です。

2日目の日曜日は、朝7時に起きて朝食の前に朝のお散歩へ。

前日2時過ぎまで飲んでいた割に全員元気。 笑


広場を抜けて、山の上のシュターレック城まで登ってみることにしました。

 

途中、木組みのホテルが並んでいる一角に来ると、ホテルの窓から手を振っている人が。

見れば、昨晩のおじいちゃん・・・!

みんなで「モーゲーーン!(おはよーーー!)」とおじいちゃんに手を振って。

小さな町だからこそのこんな再会。 うれしかったです。


それから山道をのぼること15分ほど。(けっこう疲れた。。。)

 
見晴らし最高。 朝の空気が気持ちいい!

 
ユースホステルになっている古城、シュターレック城。 

スーツケースを持って登ってくるのはかなりしんどそうなので、

泊まるときはタクシーで来るのが無難かも。


お城の周りをぐるっと見学してまた下山し、ホテルで朝食。

それからすぐにチェックアウトをして、バッハラッハの駅へ。

日曜なのでお店は閉まっていますが、ツーリストインフォメーションだけは

開いていたので、そこでポストカードやライン川のガイドブックなどを購入。

ツーリストインフォメーションは、日曜日でもちょっとしたお土産が買えるので

ドイツの旅では貴重な場所です。

バッハラッハからまたMRBに乗ってコブレンツへ。

お城やローレライなどを見ながらしばし電車旅です。


お昼前にコブレンツに到着。
 

目指すは、コブレンツいちの名所「ドイチェスエック」(ドイツの角)です。

ドイツ人が「父なるライン、母なるモーゼル」と讃える2大河川が交わる三角地点が

このコブレンツに存在します。

ガイドには中央駅からバスで10分と書いてありますが、行きは散歩がてら

歩いてみました。

 
途中にある、選帝侯の城。 (サラっと外観を見ただけ)

 
市庁舎近くの聖母教会は、日曜日のミサの最中だったため、外観のみ。



いよいよドイチェスエックの近くまで来ました。

ドイチェスエックの近くから、ライン川の対岸の山の上まで、ロープウェイで

上ることができます。

その山の上にはエーレンブライトシュタイン城塞というお城がありますが、

今回はあまり時間がないため、城塞の見学は割愛して、

ロープウェイにだけ乗って、山の上に行き、

上からドイツの角を見下ろしてみることにしました。

 
高所恐怖症ですが、あんまりこわくなかった。(下さえ見なければ・・・笑)

 
山の上にはドイチェスエックを見下ろすビューポイントに展望台があります。

  
 
 木がボーボーでいまいちでしたが(笑)左奥にドイチェスエックが見えます。

右にカーブしているのがモーゼル川、手前の木に隠れているのがライン川です。

 
くだりのロープウェイ。

展望台より、ここからの角のほうがいい眺めだった。笑

 
お天気も良くなり、汗ばむくらいの陽気になりました。

 
 
ランチは、売店で買ったビールとブラットブルスト。(ドイツ風ホットドック)

ライン川沿いに座って、観光船を眺めながらいただきました。


ランチの後は、ドイツの角まで歩いてみます。

が。。。

 
なんじゃこりゃ?!

ちょうど角の部分に、アート作品だと思うのですが、黒いヒマワリのオブジェが

どすんと置かれていて、角は見えないし、黒くて景観を損ねるし、

すっごい邪魔!!!

友人の一人が前回訪れた時には無かったと言っていたので、

おそらく期間限定のアート企画なのでしょうが、それにしてもすごい違和感!

余計なことしないでよ~  泣

 
角にはドイツ国旗がたっています。(無風のため国旗感なし・・・)

 
背後にはヴィルヘルム1世の騎馬像があり、台座まで登ることができます。

台座の中から見たドイチェスエック。
 
う~~ん・・・ やっぱりあの黒いの、邪魔・・・!


帰りは電車の時間が近づいていたので、急いで来たバスに飛び乗り、

コブレンツ中央駅へと戻りました。

そして駅でロッカーから荷物を出して、RE(快速)に乗り込んで

夕方デュッセルドルフに帰還。

わずか1泊2日の旅行でしたが、ものすごく内容が濃く、短時間でたくさん

動き回ったため、3日も4日も旅してきたような、とても充実した気分でした。


こちらで知り合うことのできた友人は、

見知らぬ外国での生活の中で奇跡的に出会った同じ日本人で、

不安やストレスや、いろんなものを共有して、支えあってきた仲間です。

みな、赴任期間も数年ずつしかないため、この先に

別れが必ず来ることはそれぞれわかっています。



帰る場所も遠く離れて、またいつ会うことができるかわかりません。

だからこそ、いま一緒に過ごす時間がすごく大切に思えて 、

ひとつひとつを大事な思い出にしていきたいなと思っています。

また、機会を見つけて第2回の女子旅も実現させたいです。


Kさん、ワンコたち、お留守番ありがとうございました、 またよろしく! 笑