vikudizexu107732のブログ

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嗅覚は五感の中でも最も原始的な感覚であり、

現在まで生理学の研究者の間でさえ、

聴覚や視覚に比べて軽視されてきたからです。


その要因は、ニオイに対する感覚の違があいまいであることです


色なら黒は黒、白は白で、その通りの色があります。


その色の原色もあります。音なら周波数の通り、波形の通りで絶対音感もあります。



ところがニオイの場合、どこからどこまでがaというニオイで、

どこまでがbというニオイなのか、その境界がはっきりしません。



人によってはaというニオイをbと感じたり、実際はaというニオイでも、

その濃度が薄くなれば、bというニオイで感じることもあるのです。



また、音であれば止まるとゼロになり、色なら消せば真っ白です。


ところがニオイの場合、一つのニオイ実験をして次の実験をしようとしても、

その前の実験のニオイが"消えない"ことです。



自然にニオイが消えるまで待てば日が暮れてしまいます。


このような理由で、よほど余裕のある研究者でなければ、

"ニオイ"を研究テーマにしようとは思いません。




医学分野でも同じです。 例えば、糖尿病治療の場合、

150あった血糖値が100になれば"正常値"になったと誰でも判断できます。



ところが、腋臭症(ワキガ)の場合、いくら治療する側が"治療が

完了しました"と言っても、患者側が"まだニオイがする"と

訴えるならば"完治"とは言えません。



筆者が"試験切開"という医学的検査方法を導入するまで、

ニオイ医療も"あいまいな世界"でした。 したがって、

優秀なドクターが"ニオイ医療"に関心がなかったのも当然のことかもしれません。



けれども、これからは変わります。


今回のノーベル賞受賞は、日陰の存在だった"ニオイ生理学"の

分野が脚光を浴びて"ニオイ医療"の分野も市民権を得るきっかけになりました。


話題を"ニオイの識別"に戻します。



あなたが腋臭症(ワキガ)のニオイを嗅いだとします。

10万種以上ある"ニオイ分子"の中で、あなたの脳はどのようにして、

そのニオイを"腋臭(ワキのニオイ)"と判断するのでしょう。



ここで、腋臭(ワキのニオイ)を"Aというニオイ分子(例えば3メチル2ヘキセノリン酸)3個"、

そして"Bというニオイ分子(例えば酪産)2個"、そして"Cという

ニオイ分子(例えばカプロン酸)1個"、が結合しているニオイと仮定しましょう。



甲という人のワキから発散された(A3個+B2個+C1個)のニオイ分子は、

空気中を浮遊して、あなたの鼻腔にある鼻の粘膜に到達します。



鼻の粘膜にはコセポというニオイの分子をキャッチする細胞が

無数にあって、その端の部分に、胡繊毛という毛のようなものをつけています。 そ


こには、ニオイ分子が簡単に抜ける穴(レセプター)があって、

その数は1000万個もあると言われています

(嗅覚が鋭い人には更にたくさん存在します)。


したがってニオイ分子は鍵で、レセプターは鍵穴と同じ働きをすると言えます。
























































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