今使っているのは、auのiPhone4s。
よく知られるように、毎月割の24か月を過ぎると、月々の支払いは実質割高なものとなる。
(これはauに限らず、docomoの毎月サポートもsoftbankの月月割も同様)

LTE端末にした場合、無料通話付き通話プランを放棄してしまう事になるのは痛い、が・・・
結果的に出費が変わらないなら、24か月毎に機種を買い替えた方が賢明というわけで、
下記の個人的なポイントでまとめてみる。(素人なので、半端や誤解もあると思います)

1) MNPした場合、各社のLTEの現状と将来性は?
2) iPhoneからAndroid(XPERIA Z1)への乗り換えも考える
2) Android(XPERIA Z1)でSIMフリー端末にした場合、LTEはどの範囲のバンドに対応するか?

●各社のLTEバンドの現状と将来性●
ではwikipediaを参考に、各社の2014年1月の現状を表にまとめてみる。



【auの800MHz帯の優位性に疑問】

いわゆるプラチナバンドと呼ばれる帯域。
auは2013年9月のiPhone5s/5c発売以来、LTEが国内で最も快適だと宣伝しているが、個人的には懐疑的だ。
なぜなら、2011年のiPhone4sの発売時にも長らくauは電波の快適さを売りにしていたが、ユーザーの増加に伴って、
みるみるトラフィックが逼迫してしまい、半年後には電波改善の公約を果たしたsoftbankに逆転されてしまった。
これは当時、自分自身の体験と、知人のsoftbank版iPad miniとの比較で確認した。

にも関わらず、その後もしばらく電波の質を宣伝していたと記憶する。
昨年の2013年のエリア詐称問題も記憶に新しい。
すなわち、auの「電波が良い」は信用性が薄い

800MHz帯は調べたが、他の2社と比べて、auは特別多くのブロック数を割り当てられているわけではない。
10MHz×2ブロック。softbankの900MHzも10MHz×2ブロック。docomoにおいては10MHz×2ブロックに加え5MHz×2ブロック。(wikipedia)

今、auが優位なのは基地局数が先んじて多いからに過ぎない。
ここは人口が密集しがちな狭い日本。有用なカバー範囲はそう多くないだろう。
したがって他社の基地局数が追い付くのは時間の問題でしかない。

では、近い将来、auの優位性はどうか?
整理した上の表を見れば、帯域において、他2社に比べてauは不利な様子が伺える。

auによれば去年の8月3日時点で基地局数は、
au 6.8万、 docomo3.5万、 softbank3.8万 となっていた。 
(なお、基地局数については、明らかに大きな誤差が見られたため引用しなかったが、
 こちらのサイトで総務省のデーターを元に随時自動集計されている)

docomoについては、2013年末までに5万局を目指すとしていた事と、
1基地局あたり、auの3セグメントの倍の6セグメントのキャパシティを持つとしていた。
話を盛っていた可能性はあるが、近い将来どころかもう既にauと遜色ないレベルになってきたのではと想像される。
遅くても2014年前半に逆転しても不思議はない。
となれば、売り文句の800MHzは急速に意味を失ってくる。
対応している帯域数がモノを言う事になる。

softbankだが、前述のように基地局数ではdocomoと拮抗していたようだが、
まもなく2014年4月にはband8(900MHz)が解放される。
web検索した限り、その後の基地局数の増設目標がどの程度なのかという話は見つけられなかった。


●iPhone5s/5cを買う場合●
ここでは主に電波面を検証してみる。
auにおいては、iPhone5s/5cは2帯域のみと不利な事が上の表で伺える。
他の2社は(softbankは4月以降)3つの帯域を使えるのに対し、1歩不利だ。
ただし、これによりどの程度利便性を削ぐかかはわからない。

今後も、iPhoneの新機種に買い替えるとしたら。
auの帯域については、他社より頭打ちのリスクは高いだろうと思える。

余談。docomoは1.8GHzで150Mbpsの強化を始めているが、
ここで、要注意は、iPhone5s/5cはLTEのカテゴリ4に非対応で、
下り100Mbpsが限界ということ。


●XPERIA Z1を買う場合●
上と同様に、電波面のみ検証してみる。
こちらはMVNOへの期待もあって、SIMフリー版も検討してみる。
iPhone5s/5cは国内3社とも共通モデルだったが、こちらはau(SOL23)、docomo(SO-01F) というようにモデルが異なっている。
ちなみに上の表は、キャリアから購入するという一般的な想定で作成したので、区分けしていない。

表見ての通り、iPhone5s/5cより日本の帯域事情にフレキシブルであることがわかる。
さすがはMade in Japan!
auではトリプルバンド、docomoではなんとクアッドバンドに対応できる事がわかる。
softbankは、キャリアからの発売がないが、他2社よりもSIMフリーモデル(C6903)に適しており、
トリプルバンドが実現できることがわかる。


●独断と偏見で。docomoでXPERIA Z1 が最強か?●

帯域を中心に近未来を皮算用をしてきたが、
[ 通信品質 = 帯域数 × ブロック数 × 基地局数 × 基地局の仕事力 × 端末側の能力 ]
である。

今後2年の満足度を想像してみよう。
現状では、auがリードしているようだが、最終的には最も不利になる可能性がある。
softbankは基地局の増強において、具体的なビジョンが不明瞭な印象。
docomoはクアッドバンドと基地局の6セグメントに潜在的な優位性を感じる。

一方、iPhoneは日本の通信事情にフレキシブルでない様子が伺えた。
対応している帯域の少なさ、カテゴリ4への非対応・・・。
1年に1回のモデルチェンジでは、今後も一周遅れが続く可能性がある。

独断と偏見で結論!
「1年後には、docomo + XPERIA Z1 これが最も満足度が高い」 はず!
・・・ただし、iPhoneへのこだわりがなければ。