Yukillowのブログ

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関西で働く会社員のブログです。
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これまでの人生で数多くの人間に出会ってきました。

この人に出会わなければ自分はどうなっていただろう?という人もいました。


色々な現場に常識知らずの自分を連れて行ってくれて、
経験という機会を与えて鍛えてくれた業界の先輩、


プレゼンの手法から、人とのコミュニケーションの基礎的な部分まで一つ一つ教えてくれた恩師、


当時、バンドマン崩れのチンピラみたいな自分に、
貴重な時間を割いてまで厳しい現実を突きつけて、
上場企業に入社できるまで根性と姿勢を叩きなおしてくれた方。


一生かけても、恩を忘れない人と出会えたことは本当に幸運でした。


しかし、自分の人生、それはごく一部で、
殆どが、人を利用して使い捨てるような汚い人間ばかりでした。


何のメリットもないのに、馬鹿な若者を育ててくれるような人は
殆どの人間が、人を都合のいい道具としか思っていない連中ばかりだった。


売れないミュージシャン時代、このままバンドを続けて売れるのか?
そんな状況で迷っていた自分に、実績になるからと
タダ同然でライブスタッフに借り出して、時にはゴーストライダーで寄稿させて
作詞、作曲、演奏、雑用、あらゆることをタダ働きさせられたことが
2年ぐらい続いた、今思えば、それも良い経験になったから良かった。

この経験はまだ良い方だった。


それは経験値として自分の中で積むことが出来たし
それらの仕事を通じて、色々な人と出会うことが出来たからだ。

その後に、違う事務所に入って、今度はアイドルイベントのスタッフや
番組のスタッフ、マネージャーじみたこともやった。もちろんギャラは出なかった。
でも、その仕事をしなければ、出会えなかった人もいたし
それが今の自分の基礎的な部分になっているので、結果的にいい経験になった。


しかし、そんなことはまだいい例だ。

今まで本当の地獄を見てきた。犯罪まがいの企画の営業をさせられたり
投資させられたり、脅されてスタッフ集めやキャスト集めに奔放したり
他の案件で一緒にやってる人の前でコケ下ろされて恥をかかされたり
くだらない茶番のためにプライベートを削られて一日中拘束されたり

車を出してもガソリンも駐車代も俺が出して当然のような世界だった。

それどころか飲み会代まで俺が立て替えて、返ってきたことのほうが少なかった。


自分の信用を失い、お金も損失し、得をしたのは当事者達だけで
何の見返りもないどころか、自分の持っているものを奪われるようなこともあった。


自分はまだいい方だった。

同期のバンドマンが、甘い言葉にだまされて企業させられて
借金を背負わされて蒸発したこともあった。

そいつは売れないアイドルを押し付けられて、事務所を立ち上げされられ
お金にならないから、ブランドや携帯電話の転売など、胡散臭い商売にも手を出し
結果的に会社はつぶれ、詐欺か何かで捕まり、破滅の道を進んだ。


男よりも女のほうが悲惨だ。
私は人々に笑顔になってもらえる人間になりたいんです
と目を輝かせていた、俺より若い声優志望の女の子が
一年後には、死んだ目で裸で腰を振っている姿も見てきた。
中にはまるで飼われているような人間も居た。


当然、俺の所にも汚い連中は山ほど擦り寄ってきた。
20歳も越え、場数をこなし経験も積み、俺は正直調子に乗っていた。
色々な人間から一目置かれるようになり、勘違いしていたこともあった。


やはり調子付いた若者には、騙そうと色々な大人が集ってくるもので
実績のある案件のスタッフリストに載せてやるから、ただで手伝ってよ」
「君にとってもメリットある人脈を紹介するから」
俺と付き合っていて損はないよ

「俺のような有名人とつながりのあるし実績もある人間と一緒にできることが光栄だと思わない?」
そんな都合の良いことで人をだまし、金を払わせ、
夜中までドライバーの変わりにさせられたり
スポンサー集めや、人脈集めのために奔放させられて
いざってときに切られるということが多々あった。


殆どの人間が、都合の良い甘い言葉でだまして
夢や希望に満ち溢れた若者を利用するだけ利用して、壊れた後は平気で捨てて
次の「道具」や「玩具」を探す、
そういった世界だった。


俺は、ある意味では幸運だった。
なぜなら会社に入って就職し、安定した給料を得て、
家族を安心させなければという気持ちが第一にあったから。
さっさと就職して、こんな危ない橋を渡るのはやめようという気持ちもあった。


また、その業界で大事を成す野心も既になければ、
殆どの人間が自分のことしか考えていないことも知っていたし
俺自身も、そんな世界で、あきらかに「損得重視」の考えの中で生きていた。

だから、誰かに利用されたとしても、再起不能になるほど深入りはしなかったし
これ以上関わると危険で何のメリットもないと判断すれば、手を引く算段は立てていた。


これは芸能や音楽に限ってのことじゃない。
おそらくゲーム業界だって、そういうことがあるだろう。
ちゃんとした大きな会社じゃなければ、ゲーム業界という「若者が憧れる業界」をエサに
平気で世間知らずの若い子をだますような汚い大人も居るだろう。
「同人」なんていう、ルールも基準も何もない世界があるぐらいだ。
「ゲームクリエイター」という横文字に憧れて潰れる若い連中も居ると思う。


WEBやITは知らんが、個人事業主や、自称実績のあるフリーランスなど
そういう人たちも、しっかりと仕事をしている人なら信用できるが
何をやっているかわからず、口だけは達者で、有名人とつながりがあるなど
自分の実績を誇張したがるような連中は胡散臭くて信用できない。


「若者」っていうのは、本来、育てられるべき存在であり、期待されるものだが
それはあくまで一部で、こういう世界に入ってみると
騙し易い存在」「使いやすい存在」と、

利用するだけ利用して捨てるにはうってつけの存在だ。


何をしていいかわからないような若者からすれば
自分より大人で、実績のある人間のいうことは信じるし、逆らわない。
また、交渉の現場に立たせれば、若いからと甘く見てもらえることもある。

言い方が汚いが、男は労働力や鉄砲玉だけじゃなく、いざって時の壁に出来る。
何かあれば、こいつが全部悪いって、責任を押し付けることも出来る。

女の子の場合は、もっと悲惨な目にあっている人間を山ほど見てきたことがある。


俺自信、前にいた事務所、その前にいた事務所の経験は
ほとんどギャラももらえず、理不尽な目にもあってきたが、いい経験になったと思う。
だがそれはあくまで一部分であり、
責任を押し付けられたり、金を払わされたり、
自分の持っている人脈や信用を平気で横取りされ、積み重ねてきたものを壊されたり
関わって害しか無かった経験もあった。


そして、そうやって人を平気で利用するだけ利用して騙す連中は
俺以外の多くの人間も、同じように騙し続けてきたんだろう。
そうして騙されて、夢も希望も打ち砕かれて破滅した若い子も山ほどいるんだろう。
そう考えると頭が痛くなる。


俺は今は何の変哲もないタダのサラリーマンだけど、そういう経験をしてきた。

俺は自分のような破滅型の人間をこれ以上増やしたくはない。

猜疑心と損得感情に支配され、裏切りに慣れれば、自分自身もたやすく人を裏切れてしまう。
人になめられないように、自分の経験を誇張して話し、あらゆる人間を警戒し
人を利用してでも利益を求めるような人間になれば、人生を楽しく生きることは出来ない。


もし、危うい若者、騙されそうな若者、生き急いでいる若者がいたら
利用されて破滅しないように、しっかりとした道筋を示してあげることが大人の役割だと俺は思う。


そして酷なことだが、若者は周囲が自分に期待していると過信しないほうがいい。

ほとんどの人間が、利用しようとするような汚い人間ばかり。

でも、中には本当に心から良い人が居る。

冒頭で述べた人以外でも、「君はなめられやすいから」と、本を貸してアドバイスをくれたり

何の見返りも求めずに、情報をどんどんくれるような人もいる。

根っからいい人も、中には居る。全ての人間がそうじゃない。


生きていくうえで最も重要なのは「人を見る目」かなと思うよ。