つい先週末に心の洗濯をしたばかりなのに。
いや、だからなのか?
ちょいと仕事にまみれてぱっつんぱっつんの私。
前髪のことじゃないのよ。私の中身のことよ。
そして、やってしまった。
洗濯物を干すのを忘れたーっ
…主婦になって間もなく10年。
忙しくても慌ただしくても、そんな忘れ物、初めてでして
どーした、私。
自分でも心配になる。
べっこり凹んでため息を吐いていたら、「かーちゃん、どした?」とみやぴん登場。
「かくかくしかじかでして」
「そっかー。でも、大丈夫だよ。次におんなじことしないように気を付けようよ」
「はい。そうします」
「かーちゃん、なぞなぞだよ。
おうちの中のお皿を数えたら、何枚になった?」
「え?なに?どういうこと??…分かんない」
「かーちゃん、これはなぞなぞだよ。
答えは、おしまい」
「えーっ!あっ、そういうことね。」
「じゃあ次ね。
エビはAB型。では、台風は?」
「え?台風の血液型??…なんだろう…台風…ダメだ。全然分からないや。」
「かーちゃん、声に出してみて。」
「A型、B型、」
「O型」
「大型!」
「あっ、なに!そういうこと!?
うわー、かーちゃん全然ダメだ。そんな楽しいことが分からないなんて、頭が固まっちゃってるんだ」
「かーちゃん、
なぞなぞは頭の体操だよ。頭が柔らかくなるからいいよ」
ほんとうにほんとうに、そうだね、みやぴん。
子どもに、親の心配をさせるのはどうなのよ、と反省しつつ、この子の親でよかったなぁと呟くのでした。