新年といえば、福袋。
買う派ですか?それとも買わない派?
私は、以前は子供服の福袋を買ったこともありますが、パッケージが目当てだったり、中身の「ひとつだけ」が目当てだったり…
結局、中身の大半はそれほど使われなかったりして、消えていくことも。
先輩から頂いたお下がりで新品があって、「なぜ??」と聞いたら「福袋に入ってたけど、全然着せなかった」と言われたものもあったし、私だけじゃないんだね、多分
もったいないし、だったら好みの服をセールで買った方が結果的にハッピーなのでは、と、今では福袋を買うことは止めました。
最近の福袋は、中身が事前に分かったりして、ある程度欲しいものを得られるようにはなっているし、体験型なんていうのも見かけるから、あながち「もったいない」で括ることもできないのでしょうけれども。
そんなことを考えていたら、ふと思い出したことがあって。
新年を契機として、何かしら新しく学ぼうという方も多い時期です。
それが資格系だった場合、そしてそれを受けようとしている人が社会人の場合。
スクールに行って、講座を選ぶ段になると、大小色んな講座が取り混ぜられた「コース」を勧められることが多いと思います。
実際、単科で選択するより圧倒的にお得感があるようにできてます。
「そっか!これがお得だから、これにしよう!!」…と思うこと、多いと思いますが。
ちょっと冷静に、全貌を眺めてみてください。
日程、つまりまくってませんか。
基本講座の復習をする時間はありますか。
そもそも、全部通えますか。
通信だとしても、全部できる時間、ありますか。
そのコース、本当に全部必要ですか。
コースじゃないと、教育訓練給付金が受けられない…というような場合も、出席率(あるいは添削提出率)が満たなければそもそも給付金をもらえません。
給付金をもらった場合の自己負担額も計算しつつ、「この程度しか必要ないかも」という最低限の講座の金額と…どの程度差があるでしょう。
私はかつて資格スクールで働いて、数多くの受験生を見てきました。
たかが講座の選択でも、その選択に主体性を持てるかどうかは、結果的に講座への取り組み意識に関わり、合否にかなりの影響があるように思います。
資格取得を目指す皆さん。
福袋的にならないように、計画的な受講選択をオススメしますよー。