流れから、「ビューっと撮影会の定義3」を書く前に、本日2月22日はニャンコの日ということで猫とモデルの共演画像をあげておきます。
桜井まなみさん
北園さやさん
あまり猫と一緒に撮った画像がなくて驚いています。
僕がポートレートを始めたのは18歳の時でした。
最初から一眼レフカメラを買ったのはポートレートを撮るためです。
カメラを持っていなかったけど、高校生の時は学研のカメラ雑誌『CAPA』を読んでポートレートの勉強をしていました。
18歳になって大学に進学をして、一眼レフカメラとレフ板を買って、CAPAに書いてある通りに撮影をしました。
被写体になったのは学校やアルバイト先の職場で知り合った身近な女性たちです。
まだ一眼レフカメラが普及していなかったころ、まだコンパクトカメラを利用している人の方が圧倒的に多かったころ、一眼レフカメラとレフ板を使い、CAPAに書いてある通りに撮影する僕は、やがて「ポートレートが上手な人」と思われるようになりました。
すると女性の方から「ポートレートを撮って」と言われるようになったのです。
当時は司法試験の受験勉強もしていました(大学に入学して最初の1年で挫折)が女性から撮影を依頼されると嬉しくて断ることができません。
カメラ雑誌に掲載されている写真そっくりに撮影したり、楽しかったし、被写体になってくれた友達には感謝しているけど、だんだんと疑問を感じるようになったのです。
被写体が身近な女性、友達で素人なので僕が撮影場所を決めて、ポーズを指定しなければいけない。
楽しかったけど、そればかりだと苦痛も感じてきました。
僕が本当にやりたいのは、素人の女性を指導することじゃない。
僕と同程度のポートレートの知識があるモデルを対等の立場で撮影したい。
時には、僕よりも高い知識と技術を持ったモデルにリードしてもらいたい。
撮影会に行けば高い技術を持ったプロのモデルがいて、僕をリードしてくれるだろうと思って、撮影会に参加するようになったのです。
僕が撮影会に参加する理由、それは
「高い技術を持ったプロのモデルにリードしてもらいたい」
田中恵理子さん
2004年9月4日ビューイット北海道撮影会
支笏湖で撮影
一昨日(2月19日)の朝日新聞のスポーツ欄に掲載されていた記事を紹介します。
サッカーに関する記事で、書いたのは朝日新聞の記者で元サッカー日本代表選手の潮智史さんです。
タイトル 「Jの指導「言語化」を」
内容を要約すると
「日本のJクラブでは言語化が遅れている。欧州では、どんなクラブであるべきかという哲学に始まり、育てる選手増を定義している」
ビューイット撮影会を言語化するとどうなるか考えてみました。
【ビューイット撮影会の定義】
「平日は熱心に仕事をしている。資料作りや部下や後輩に対する説明や指導に頭を使っている人が貴重な休日は魅力的な女性にリードされて、ゆっくりと頭を休めて、ときめいていられる時間を提供する撮影会」
【活躍するモデル像】
「高い技術と心遣いを持ち、カメラマンたちをリードして、快適な時間を提供できるモデル」
これって実は僕自身が望んでいたことなのです。
画像は佐藤麗さん