こんにちは。
福祉(さいわい)を弘めるライフアドバイザー 箕音です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
今日は昨日新月でもある12月1日に高野山東京別院(東京都港区高輪三丁目)にて秋季胎蔵界結縁灌頂
が開壇され入壇させていただきました。(11月29日~12月1日)
真言密教において最も尊い儀式。弘法大師空海も師匠の恵果和尚よりこの灌頂を授かりました。
唐(中国)の都・長安の青龍寺で金剛界・胎蔵界の2つの曼荼羅の灌頂儀式を受けた事に由来しています。
結縁とは、仏教の言葉で仏道と縁を結ぶことを意味し、灌頂は、灌はそそぐ、頂はいただきの意味で阿闍梨様からお一人おひとりに仏様の智慧の法水を頭頂部に注いでいただきます。
目を覆い手に印を結びご真言を唱えながら御僧侶のお導きのもと曼荼羅に花を投じます。落ちた所の曼荼羅の仏様と縁を結びます。花が落ちた所は目隠しが外され自分の目でみることができます。
日々を過ごしていれば迷いや不安になったりします。知らずしらずのうちに心に迷いや不安の埃がたまっていきます。
心のほこり(不安や迷い)を取り除き本来の清らかな心を開くために一般の人や男女問わず参加することができます。
私は昨年も入壇させていただいたのですが昨年は杖がないと歩くことが全くできませんでしたので目隠しをしての入壇は御僧侶の方に助けて頂きました。とてもありがたかったです。今年はお陰様で1月末に足の手術をしたので杖なしで普通に歩くことができるようになりました。自分の足で歩けるようになった御礼がしたく今回入壇させていただきました。自分の足で何処にでも行けるということは本当に幸せなことだと思います。「あたりまえにできていること」は本当はあたりまえではないですね。足が不自由になって初めて歩けることのありがたさを知る。誰もケガはしたくないです。気をつけていてもちょっとしたはずみでケガします。原因は気のゆるみだったり自分の不注意だったり。身体が元気であってこそ心も元気でいられると思います。
身の回りにあたりまえにあることに一度目を向けてみてください。人はどうしても自分にない物に目がいきがちですが自分にある物も沢山あるのではないでしょうか。
~今日の龍神カード~
四神白龍:四神は東西南北を統べるといわれています。
白龍は西を象徴。
龍の中でも一番早く空や宇宙を飛ぶといわれており、あまりの速さに飛んでいる姿を見ることが
できません。西は太陽が沈み、最後まで明かりが残る方角。とてもエネルギーがあります。
日が落ちる瞬間どのように感じるかは、心を次へどのようにつなぐか大切な事。
太陽のエネルギーは命を司ります。陽は沈みますがまた昇りを繰り返します。
あたりまえのように大自然の動きを最後に見送るのが白い龍。
