毎日の記録に、忘れがちな暦に関することを集めてみました。
この時期の七十二候は、水始めて涸るる、田畑の水を干し始める頃の意だそうです。
そろそろ収穫の時期ですね。
六曜 : 大安
旧暦 : 8月28日
二十四節気 : 秋分
七十二候 : 末候 水始涸(みずはじめてかるる)
特記 : レモンの日
1938(昭和13)年。高村光太郎の妻・智恵子の命日。高村光太郎の詩集『智恵子抄』の中に収められた「レモン哀歌」にちなんでいる。
今日の誕生花 : くこ(枸杞)
花言葉 : お互いに忘れましょう
*** 今日のつれづれ ***
今日は高村光太郎の妻・智恵子の亡くなられた日で、レモンの日だそうです。
レモンの日の由来は、高村光太郎が『智恵子抄』の中に収めた、智恵子の最後の時を綴った「レモン哀歌」にあるそうですが、私が『智恵子抄』を知ったのは、小学校か中学校の国語の教科書の中でした。
載っていたのが、話題の「レモン哀歌」。
詩心がない所為か、今日の今日まであまり詩に心惹かれることのない私ですが、この詩は幼い頃からずっと心に残ってます。
といっても、おちびな私が惹かれていたのは、光太郎と智恵子の愛の深さではなく、詩の一節である、智恵子がレモンを齧ったシーン。
"
わたしの手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズ色の香気が立つ
"
というトコロだったのですけれども。
ガリリと齧られたレモンと、そのレモンから立ち上った香り。
智恵子がレモンを齧った瞬間のレモンの酸味を帯びた清しい香りと、飛び散った果汁の飛沫までが目に見えるような言葉の連なりに、とても心惹かれてました。
トパアズ色の香気を、とってもキレイな宝石みたいに感じていたと記憶しています。
いま読み返すと、もちろんその一節は非常に素晴らしい表現だと思うけれど、なによりも、光太郎の智恵子への愛をとても切なく美しく感じます。
もしかしたら、この感じ方の差が詩のよいところなのかしら?
年齢折々に感じたまま、頭じゃなくて気持ちが受け取るまま、感覚で読み解けばいいのかもしれませんね。
そうは理解しても、多分やっぱり苦手な分野だと思うのだけど。
それでも少しだけ別の世界を垣間見れたような――そんな気のするレモンの日です。
*** 今日の読書メモ ***
いま読んでる小説 : ピストルズ
次に読みたい小説 : アリアドネの弾丸 火怨 眠りの森 マンチュリアン・リポート
いま読んでる漫画 : BECK 花より男子
*** 今日の歴史的出来事 ***
* 1789/10/05 寛政1/08/17
パリの庶民数千人がヴェルサイユに行進し王宮に乱入(十月事件)。
* 1973/10/05 昭和48/10/05
服部時計店がクォーツデジタル時計を発売する。
* 1980/10/05 昭和55/10/05
山口百恵のファイナルコンサートが日本武道館で行われる。


