ベトナムは日本と違って徴兵制度がある。
男性は必ず18から26歳までの間で2年間兵役に着かなくてはならない。
とはいえ兵役免除制度があってまず大学生は行かなくていい。次にベトナム戦争時に肉親が参戦して負傷または死亡したものもOK。

愛国心の強いベトナム人はこの「兵役制度」の賜物だと思うことがある。7年前だったかな中国が南沙諸島というベトナムの領土に海洋調査と偽って測量を始めたときにホーチミン市内では中国領事館に向けて大人数でのデモ行進が発生した。また同じ時期に中国資本の工場に投石やや放火までするという篤さ!(このおかげで同じ漢字を使っている日系企業がとばっちりをくった)

このときに社員に中で特に愛国心が強いやつが申告した
「社長、会社をやめます」
私 「急にどうした?」
彼 「軍隊に戻って武器を取って中国と戦います」
私 「いい心がけだ、で、勝てるか?」
彼 「勝ち負けではありません、ここで懲らしめないと中国は何度でも来ます」
私 「わかった、いく以上は死ぬな」
彼 「はい、頑張ってきます」
結論から言うとこのやり取りの後中国が手を引っ込めてデモが鎮静化したので会社は辞めなかったが心意気は評価しよう。



私のロンアン省にある専門学校でも科目に軍事教練がある。これは男だけでなく女性も参加せねばならない。近くにあるベトナム陸軍の施設に2週間ほど生徒を預けるのであるがみんなしゃきっとして帰ってくるのが頼もしい。女の子でも銃を撃つ訓練がある。すなわちベトナムではそのあたりのカラオケのお姉ちゃんでもいざというときは銃を撃てるのだ!
これはやばい!

今日はそんな彼らの軍事教練の様子を見て欲しい

動画はこちら


一応軍隊から大佐が来て竹刀のようなものを持って教えているが内容はまるで日本の体育のようである。

へとへとの旅は続きます

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