Analog of Magic もみじとクラフトマンのblog

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Analog of Magic (AoM)のブログです。
アナログ回路を中心とした話題をお届けします。

ポータブルバランスヘッドホンアンプキット【vier flugel】も頒布中!

管理人はもみじとクラフトマンでお送りします。

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改版したPCBの動作確認と測定をしたので、旧タイプの視聴機を完成品よりお安く出します。

出力ジャックはご相談となります。

例:2.5mm4極パネル取付た見た目




調整の為にパターン修正がありますので、多少のレジスト痛みがあります。

こちらの個体はもみじさん作の初号機です_(:3」z)_

お問い合わせなどは頒布と同じくクラフトマンのTwitter(@guu3craftsman)かメール(vier.flugal@gmail.com)までどうぞ!\(^o^)/

by.クラフトマン
発足間もないですがサークル Analog of Magic(AoM)

2018年10月の27(土)・28(日)

秋のヘッドホン祭 に出展させて頂く事になりました!

販売中のポータブルバランスヘッドホンアンプ【vier flugel】と、もみじさんクラフトマンのシングルエンドが数種類並ぶかも。

そんな訳で詳細はやんわりしか決まっていませんが、ヘッドホン祭行くでよ!って方はお立ち寄り下さい\(^o^)/

ちなみにクラフトマンは出展側は初参加、もみじさんはお久しぶり参加です!

by.クラフトマン

クラフトマンのTwitterで告知した初号機、現在ジャックなしの状態です。

 
作例として、2.5mm4極のパネル嵌め込みジャックが取り付けられるようにケース加工しました\(^o^)/
 
取り付けた時のイメージはこんな感じです。
 
もちろんPentaconnはそのまま実装出来ますので、その際はケースも専用になります。
 
お問い合わせを数件いただいていて、検討中との事です。
 
 

by.クラフトマン

・もみじ

(野良)回路屋さん。トラ技の記事を執筆したことも。

完成品をつくるより実験している方が多いです。

バランス出力アンプは久しぶりに設計しました。

音楽と理論が好きで色々と聴くので、アンプは極力癖のないものを好みます。

測定してないものは無理!

※美少女ではない

 

・クラフトマン

電子回路は細々と素人の域を出ないで、やったりやらなかったりで来た人。

アンプ始めて約1年、もみじさんのシングルエンドをスタンダードに、少しシンプルなものを勉強しながら作りました。

バランスは勉強の一環としていいな!と思っていたので、良い機会と思いましたが vier flugalはもみじさんが設計…

ピュアオーディオよりは少しミーハーな音が好みかも知れませんが、本気で設計されているアンプには敵わないなぁって所です。

彫金や革細工、バイクや車のチューニング、音楽や映画とアニメ、わりと雑食です!\(^o^)/

vier flugalのTHD+Nです。歪率+雑音 です。

 

測定周波数:1kHz、帯域幅:400-80kHz、無負荷時と37.5Ω負荷時の値です。(A補正ではありません)

 

 

無負荷でも37.5Ω負荷でもあまりグラフの形は変わりませんでした。

 

0.9V(2.5Vp-p)付近までの右下がり部分は雑音が支配的な範囲で、

これは使用しているICから発生する雑音とほぼ等しいです。

※このアンプは利得が少し大きめ(12dB…hot・coldともに6dBずつ)です。

 

1V(2.8Vp-p)以上の緩やかに値が悪化する部分は、

主にレールtoレール出力段から発生する歪みだと思います。

 

37.5Ω負荷でも3V(8.5Vp-p)以上までクリップしません。

 

 

追記

チャンネルセパレーションも簡単に測りました。

アンプ基板にダミーロードの37.5Ωを取り付け、1kHzの正弦波を入力しボリューム最大にして左chから約1Vを出力。

その時の右chの電圧をDMMで見てみたのですが…

すべて測定限界以下で、約-100dB以下であることが確認できただけでした。

ボリュームを中間の位置で使うと少し悪化するとは思いますが、

回路そのものの出来は良いようです。

 

 

byもみじ

周波数特性:2.2MHz(-3dB)

 

最大出力:約290mW(33ohm負荷・電源電圧で多少変動)

 

 

100kHz矩形波応答波形

 

上:アンプ出力 100mV/DIV・負荷無し・hot-GND間

下:アンプ入力 50mV/DIV

 

 

 

上:アンプ出力 100mV/DIV・負荷無し・cold-GND間

下:アンプ入力 50mV/DIV

 

 

 

100mV/DIV・33ohm負荷・hot-cold間

 

 

 

クリップ波形(最大振幅)

2V/DIV・33ohm負荷・電源電圧 約1.24V電池×4本

 

 

 

byもみじ

 

8月より頒布するvier flugel(ポータブルバランスヘッドホンアンプ)の概要について説明します。

 

vier flugelはアンバランス入力でバランス出力の、アナログアンプです。

 

 

試作・測定・調整をしており、性能が高いです。

 

電池はAAA(単4型)のeneloopを4本使用します。

 

ボリュームがついており本機にて音量調整ができます。

 

入力が3.5mmの3極で出力は4.4mmの5極、4.4mmジャックにはPentaconnを使用します。

 

4.4mmコネクタなので耐久性が良いです。

 

 

それ以外の主な特徴は・・・

 

・広帯域

・大出力

・小型軽量(タカチSW-95に収まるサイズ)

・電池の持ちが良い

・利得は12dB(hot6dB+cold6dB)

・LEDがキレイ

 

 

キットは下記の2種類+組み立て済みで、4.4mmジャックは付属しません。

 

①ボリュームツマミ無し

16,000円

 

②加工済みケース・ボリュームツマミ付き

18,000円

 

③組み立て済み(出力4.4mmジャック付き完成品)

31,000円+ジャック部品代

 

代金は銀行振込で、全国一律送料500円。

場合により直接のお取引も可能ですので、別途ご相談下さい。

 

 ※今回のロットはPCBの修正をしている為、予め部品を8点実装しています。

 

キットの部品点数は約50。

 

面実装部品が中心で、中級者以上向けだと思います。

 

ほしい方はvier.flugal@gmail.comか、クラフトマンのtwitter(@guu3craftsman)までご連絡下さい。

 

 

※本機の測定データや仕様は、別の記事にてまとめます。

 

2018/08/16 加筆

 

by クラフトマン

どうも、忍者の末裔かもしれないクラフトマンです。

 

テストもかねて記事投稿してみました。

 

どんなもんなんですかねぇ・・・