九月に入りました。やはり涼しくなると、音楽活動にも力が入ります(o^^o)

本日は都響の演奏会へ。指揮者はポーランドよりマエストロアントニ・ヴィト

新日フィルにてヤヴウォンスキとの共演とシマノフスキを聴いて以来、2年ぶりです。相変わらず、溌剌と力強い音楽を聴かせていただきました。

ワーグナー序曲「ポローニア」

ショパンピアノ協奏曲第二番

ピアノシャルル・リシャール＝アムラン

アンコール

ショパンノクターン第２０番遺作

ルトスワフスキ交響曲第三番

なかなか聴けないルトスワフスキ、そしてアムランの十八番のショパンコンチェルトの実演とともに、今年のコンサートの中では楽しみにしている上位に入っていました。

一曲目、ポローニアはゲージツの秋の幕を開けてくれるような、溌剌と力強い演奏として、暑さぼけしていた感性を揺さぶって起こしてくれました^ - ^

アムランは一貫してYAMAHAのピアノを弾いてくれていますね。大編成のため、ひな壇が出ていたので、二曲目にコンチェルトの準備はなかなか時間がかかっていました。

ショパンコンクール以来、何回この曲を弾かれてきたのでしょう？瑞々しく美しい音は変わらず、ただ、もう少し何かが物足りなく、それはこれから深めていかれるのかな、と思いつつ聴いておりました。

ルトスワフスキ交響曲第三番実演を聴くのは初めてです。さすがに都響だなと思わせる技術力。各所入りの指示だけがマエストロの手によって出された後の、都響の演奏力に否応なしに引き込まれます。正直、シマノフスキを演奏した時の新日フィルに比べると、都響はかなり上をいきます。もちろん曲が違うので比較はできませんが、マエストロも都響の演奏には満足されたのではないでしょうか？

マエストロヴィト年末にもいらっしゃるとのこと。今後も日本にたびたびきてくださるかな。

アントニ・ヴィト & 都響 ゲージツの秋の幕開け

アントニ・ヴィト & 都響ゲージツの秋の幕開け