2018/5/12 サントリーホール
指揮 ミシェル・プラッソン
新日本フィルハーモニー交響楽団
ドビュッシー
『夜想曲』より「雲」「祭り」
「聖セバスティアンの殉教」交響的断章
フランク
交響曲 ニ短調
プラッソンの世界…言葉が見つからず…
とても充実した音楽であることはわかっているのですが、単純に感動した、と言いがたい、こういう演奏もあるのか!という発見でした。
特に前半の「聖セバスティアンの殉教」は、繊細の極み。新日フィルの実力を魅せられた気がします。
新日フィルについては、数年前までの体制では聴いても感動を覚えることがなく、どうもわたしは合わないのかな?と思っておりました。一昨年くらいから、年にポツリポツリ聴くようになり、今年は複数回行こう!と思わされています。シティ・フィルと新日を応援する年になりそうです。
後半のフランク、好きな曲の一つですけれども、実演にてこれ!というのはなかなか経験が少ないのです。
どこかを突出させる音楽ではなく、かといって平板にはもちろんならず、聴いた後の充実感。やはり言葉が見つからないな…オーボエ、真っ先に讃えられていましたが、本当に素晴らしかったです。
新日フィルの充実ぶりも今後をますます期待させますね。