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ヴァイオリニスト

ゲアハルト・ヘッツェル(1940-1992)

ウィーンフィルにて世界最高のコンサートマスターと絶賛されながら、録音はとても少なく、若くして急逝されてしまいました。

しかし!私の大好きな東京都交響楽団(指揮は渡邉暁雄さん)、読売日本交響楽団(指揮はハインツ・レークナー)のライブ録音が残っている‼︎いずれも1988年3月の来日時のものです。

都響とはブラームスのヴァイオリン協奏曲を演奏されました。読響とはモーツアルトのヴァイオリン協奏曲第5番です。

ウィーンフィルのコンマスともなれば…というような次元の話ではなく、ソリストとしてこの方の音色、技術、表現力の突き抜けたレベルの高さをこれらの録音では聴くことができます。

身びいきかもしれませんが、都響と読響の演奏も素晴らしい!私は在京オケではこの二つを最も多く聴いていますが、昔からのファンの方からは、もちろん近年のオケの成長ぶりもさることながら、昔は素晴らしい指揮者に恵まれ、感動的な演奏も多かったと聞きます。このアルバムはそうしたものの一枚ではないでしょうか…。


聴いていると、心が落ち着き、涙が自然とこみ上げます。