バリ島に行くなんて思いもよらなかった。
リゾート地には興味がなかったからだ。
リゾートなら沖縄で十分だと思っていた。



しかしバリ島は俺の彼女が子供の頃に過ごした場所で、彼女にとっては第二の故郷と言える場所。



彼女は俺をバリ島へ連れて行きたいと言った。
彼女と一緒なら楽しいこと間違いないから、行くことにした。



今年の1/3~1/6を予定したが、バリ島旅行を思い立ったのは去年の10月で計画を立てるにはやや遅かった。



バリ島までの直行便は既に満席。
彼女が泊まりたがったレギャンビーチホテルのコテージタイプの部屋も満席。



俺達は何とかならないかとHIS、KNT、JTBや色んなサイトをあたった。



その結果、JTBでバリ島直行便をキャンセル待ちし、ホテルはレギャン地区にあるプルマン・バリ・レギャン・ニルワナに泊まるのがベストだという結論に至った。



ちなみに全く同じ飛行機の便で、同じホテルに泊まるのに、JTBの方がHISより1万円以上安いのだ。
HIS=安いと思ったら大間違い。



俺達はカフェで『地球の歩き方』を見ながら旅の計画を練った。
彼女からインドネシア語の挨拶を習ったりもした。



彼女とのバリ島旅行は絶対に楽しくて、あっという間に終わることは分かっていた。
だから、一緒に計画を練ってる時間を大切にしたかった。



旅行は計画を練っているときから始まっているのだ。



出発当日は早朝4時に起きなければなからなかった。
寝坊しては大変だから、俺はタバコを吸いながら徹夜していた。


そしてあっという間に出発のときがやってきた。








新商品の発表の時期のため仕事が忙しかった。
一週間の間に東京、香川、大分と。

夜に京都を出発して、大分には深夜1時に到着。
急な出張で飛行機のチケットが取れなかったのだ。

大分には初めて行ったが、人が少なくのんびりした落ち着く場所だった。(大分駅周辺)

仕事を済ませると、大分観光をする時間もなくバタバタと大分空港へ。

飛行機まで時間があったので、大分名物のかぼすジュースを飲みながら関アジ寿司を食べた。

どちらもクセがなく美味しかった。
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機内ではかぼすジュースを飲みながら、かぼす胡椒味の焼きもろこし(スナック菓子)を食べていた。
これもピリ辛で美味しかった。
photo:02



職場へのお土産は、かぼす餅。

香川にも初めて行ったが、うどん屋が多かった。

香川よりも途中の岡山を楽しんだ。
岡山駅で買った栗おこわ弁当と吉備団子が美味しかった。

国内出張はリアル桃太郎電鉄のようで楽しい。

シャガール展に行ってきた。


それまでシャガールの幻想的な画風はどちらかというと苦手だった。


巨匠画家なので一応観ておこうと思って美術展に行った。


ところが、一枚目の油絵を観た瞬間から強烈なインパクトがあって度肝を抜かれた。
物凄いエネルギーが観る者の心に飛び込んできたのだ。


シャガールの絵について予備知識がなかったのだが、あの幻想的な絵には彼の苦悩や願いが込められているだと思う。


ユダヤ人ということで迫害され差別されてきたこと、肉体労働で家計を支えてきた父親が職場でトラックに轢かれて亡くなったこと、彼が何度も描いた愛する故郷の町が戦争で焼けて変わり果てたこと、そんな中で彼を支えてきた愛妻の死のことなど。


シャガールの絵に対する見方が変わった。


バイオリン弾きや画家、親子など色んな人達がカンバス一杯に楽しそうに描かれている絵は、シャガールが差別の無い平和な世界を願って描いたものではないかと想像した。


画像の絵は、シャガール(右)が愛妻ベラ(左)を抱き締めているものだ。
背景の花々と相まって愛情に満ち溢れているように見えるが、シャガールの表情がどこか悲しげだ。

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