前々回の記事で、日本ではOffice 2010へ優待アップグレードしかない、という趣旨のことを書いたが、良くサイトをチェックしてみたら、無償アップグレードも行われていたので補足しておく。


Microsoft Store Japan - Microsoft Office 優待アップグレード キャンペーン
http://www.microsoftstore.jp/Form/Campaign/office2010_upg/


このサイトによると、Microsoft StoreというMicrosoftの直営オンラインストアで購入した場合であれば、ダウンロードによる無償アップグレードか、有償(実費)パッケージによるアップグレードを選択できるようだ。


そう、前々回の記事で有償アップグレードはDVDのメディア代と発送費ではないかと書いたが、これもどうやら単なるDVD単体ではなくパッケージが届くらしい。なんてことを書いていて、実際にはDVDのみの簡易包装だったりするかもしれないが、これは発売日のお楽しみ?といったところだろうか。


ついでに、キャンペーンの期間を間違えていたことにも気がついたので補足。れは元記事の方も併せて訂正しておくことにする。


Microsoft Office 2010 優待アップグレード キャンペーン
http://www.microsoft.com/japan/office/2010/techg/default.mspx


パッケージ版
 購入期限 製品発売日前日
 アップグレード申し込み期限 発売日前日から1週間まで


OEM版(プレインストール版)
 購入期限 10/31
 アップグレード申し込み期限 11/7


オンライン販売
 購入期限 製品発売日前日
 アップグレード申し込み期限 *明記されず。おそらくパッケージ版と同じ?

体調悪くて1日寝てたら今度は夜寝れなくなってしまったので、ちょっと気になったことを一つ。


昨日の発表を受けて、Office 2010/SharePoint 2010が5/12にRTMというブログやTwitterの書き込みをよく見かけるようになったが、RTMはあくまで4月(日付は非公表)で、5/12はラウンチイベント(しかも今確定しているのはアメリカのみ)の日付でしかない。


何が違うのかというと、RTMというのは製品の完成を意味している。だから、5/12よりも前、もしかしたら4月中にもMSDNなどで提供が開始される可能性があるわけだ(製品によってはRTM後数日タイムラグがある場合もある)。5月までまだ時間がある、と呑気に構えていると思ったより早く手に入るかもしれず、とっとと検証しろ、と突き上げをくら羽目になるかも?


というわけで、4月に入ったら、MSDNの更新情報に注目していきたいと思う。が、その前に本格的な検証に耐えうるだけのハイスペックマシンを用意するべきかどうか。この時期に予算をとるのはきついなぁ・・・


Microsoftの各種ブログで、Office 2010/SharePoint 2010のRTMが4月であり、ラウンチイベントを5月に開催することが予告された。ついに来たか、といった感じだ。


Microsoft SharePoint Team Blog: SharePoint 2010 & Office 2010 Launch

http://blogs.msdn.com/sharepoint/archive/2010/03/05/sharepoint-2010-office-2010-launch.aspx


Microsoft Office 2010 Engineering: Get Office for Today or Tomorrow

http://blogs.technet.com/office2010/archive/2010/03/04/get-office-today-or-tomorrow.aspx


SharePoint 2010 Office 2010 Stephen Elop Microsoft Keynote Speaker BPIO

http://sharepoint.microsoft.com/businessproductivity/proof/pages/2010-launch-events.aspx#fbid=0sBRw4LYwZR


ところで、クライアントのOffice 2010は昨日から優待アップグレードキャンペーン(3/8補足:購入は製品発売日前日まで。申し込みは発売日前日から1週間)が始まっている。


Microsoft Office 2010 優待アップグレード キャンペーン

http://www.microsoft.com/japan/office/2010/techg/default.mspx


このサイトを見ると、今Office 2007を購入すると実費3000円でOffice 2010にアップグレードできる、とあるが、どうやらこれは日本だけのキャンペーンらしい。上で紹介したOffice 2010の英語ブログの前半部分をよく見ると、少なくともアメリカでは無償でダウンロードできるようだ。


ブログより抜粋

"Starting today, consumers who purchase and activate Office 2007 will be able to download Office 2010 at no additional cost when it becomes available in June 2010. "

(今日から、Office 2007を購入&アクティベーションした人は、今年の6月に追加コストなしでOffice 2010をダウンロードできるようになる)


日本のキャンペーンの実費は、おそらくDVDのメディア代と発送費だと思うが、この辺りは好みが分かれるところだと思うので、むしろ今のところダウンロードのみしか選択肢がなさそうな向こうのキャンペーンがすごい?のかもしれない。


2010/3/8 キャンペーン期間について補足修正

ちょっと気になる技術資料を発見。


Activate the Office Web Apps Feature on site collections

http://technet.microsoft.com/en-us/library/ee837418(office.14).aspx


この記事のImportantと書かれているコラムに次のように記載されている。


Office Web Apps will not work for documents in Information Rights Management (IRM) protected libraries. For IRM-protected document libraries, it is recommended that the Default open behavior for browser enabled documents setting be configured to open in the client application. For more information about configuring the default open behavior, see Configure the default open behavior for browser-enabled documents (Office Web Apps).


(抄訳)
”Office Web Apps はIRMライブラリのドキュメントに対して動作しない。ファイルを開く際の既定の動作としてブラウザに設定されている内容を、クライアントアプリケーションで開くように変える必要がある。この設定についての詳しい情報は・・・・”


つまり、Office Web Appsをインストールした環境では、ライブラリ内のドキュメントを直接開こうとすると既定の設定でブラウザつまりOffice Web Appsが使われるが、このライブラリがIRMライブラリの場合には動作しない(要するにドキュメントを開けない?)ということらしい。だから、設定を変えてクライアントアプリケーションで開くように変えなさい、と。


で、設定を変えるには詳しい情報はこちらと記載されている次のページを参照する必要がある。


Configure the default open behavior for browser-enabled documents (Office Web Apps)

http://technet.microsoft.com/en-us/library/ee837425(office.14).aspx


冒頭で、Office Web Appsのsetupを行うと、WordやExcelなどOffice Web Apps関連アプリのSharePoint上の挙動がOffice Web Appsに関連付けられるが、フィーチャーを有効にしないと(ドキュメントをクリックしても)リンク切れエラーが起こるという、ちょっと微妙な情報も書かれているがそれはとりあえずおいといて、四つある作業項目の中の四番目に該当作業がある。


To set the default open behavior for IRM protected document libraries by using Windows PowerShell

http://technet.microsoft.com/en-us/library/ee837425(office.14).aspx#bkmk_set_def_IRM


タイトルを見ればわかるとおり”IRMライブラリで既定で開く動作の設定をPowerShellで行う方法”ということで、設定にはPowerShellが必要らしい。


しかも、スクリプトを見るとサイトのURLを指定する仕組みなので、複数サイトがあるとその都度処理しないといけないようだ。さすがにライブラリ単位ではなさそうだが、実際に試してみないと不安を完全には払しょくできそうにないかも。


まだRTM前なのでこの仕様が確定したわけではないが、IRMライブラリを多用している場合には一応注意したほうがよさそうだ。





2日間開催されたTech・Days 2010が終了した。


今回のメインテーマはWindows Azureということで、大部分はそれに関連したセッションだったが、その中でSharePoint 2010のセッションもいくつか用意されていて、何とかそれに参加することができた。


ただ、正直な話、内容的にいわゆるホットニュースのようなものはなく、今までMS視点で語られていた内容をゲストスピーカーが現場視点で語ってくれたのが斬新?といえば斬新といったところだろうか。それでも、この時期にこういう話が聞けるだけでも十分貴重だとは思うが。個人的には、自分の中であいまいだった部分や誤解していた部分が改めて整理できたので、参加した甲斐は十分あった。


ところで、今回は参加者にランチが提供されるなど、ここ最近のMS主催イベントにはない振る舞いっぷりで、多少は景気も回復してきたのかな、という印象を受けた。MSの景気がいいとまわりまわって業界全体も潤ってくるので(ほかのソフトベンダーはともかく、MSはパートナービジネスが主体のため)、このまま続いてほしいものだ。