僕のコードネーム。

年少クラスの女の子たちが、名前のわからない僕につけてくれた名前。


いぬなんだけど、「猫になーれ」や「おうちになーれ」、「りんごになーれ」と忙しい。

食べられるのが嫌だったので逃げ出したらつかまって、、むしゃむしゃむしゃ…


・・・た、食べられてしまった。

聞こえてくる音楽というのは、とても面白い。

おそらくピアノ習っていた+合唱団なんじゃないかな、とでも思うような人が、就職対策なのか弾き歌い。

<思い出のアルバム>と、<あめふりくまのこ>を何度も練習している。

でもすごく奇妙。


<あめふりくまのこ>は、ゴージャスな和声でシンコペートされた伴奏の流れるようなジャジーな伴奏。

<思い出のアルバム>は、まるでロマン派のピアノソナタのよう。

で、ベルカントなわけだ。


個々の技術についてはうまいな、とは思うんだけど、よく言えば斬新、普通に言うと何とも落ち着かない、悪く言えば趣味の悪い音楽だと思う。

本人気づいてるんだろうか。

これがバッハをジャズアレンジした以上に元のものと異なる文脈に置かれた音楽ということを。


たしかに、童謡や唱歌のジャンルに属する曲の音楽的な側面に疑問符がつくかもしれないことは置いておいて。

それでも、それを異質なものの組み合わせにしても仕方ないと思う。

独奏と伴奏ではピアノの弾き方は変わるし、ジャンルに適した声の概念は社会的には構成されているだろうし、ジャズにはジャズの歌い方があるだろう。

もちろん構成されたものである以上それは確かに組み替えても差し支えないものだけど、無意図的に混ぜられているように聞こえると文脈を理解していないのではないかという疑問が生じる。


僕らが通念として抱いている音楽というのは幻想だ、とでも子どもたちに暴露しようとして練習を重ねているなら尊敬するが、たぶん弾ける・歌える自分に溺れているだけなんだろうな。

うちの2番目の師匠は、さる地方大学で50年に一度の天才って言われてた。

気が付くと同じような内容を教えてはいるけれど、20年前に書かれた師匠の論文を見ると、言いたいことがコンパクトに、わかりやすく、衝撃的に書いてあるんだよね。


まさかこんなに似た話をするなんて。

そして、やっぱりはっきりと下手でごめんなさい。

僕の力だと、10人に1人くらいの考えを揺らがせられたけど、師匠の論文でやったら、どれくらいの人が納得するでしょうか?