先日から文芸サークルに
顔を出し始めた私。
今まで全く知らなかった
世界です。
まずは、参加者の皆さんの話す
言葉の意味を一つ一つ聞いて
お勉強…というレベルです。
文フリ(ぶんふり)という
聞き慣れない言葉。
文学フリマ(フリーマーケット)の
略だそうで、文学作品の
展示即売会を指す言葉とのこと…
ビックリしたのが、その文フリ、
東京ビッグサイトで
開催されることがあるのだ
そうです。
あのビッグサイトが同人誌を
売り買いする人で埋まる日が
あるのだそうで…
…今までそんなイベントがある
ことすら、全く知りません
でしたので、驚きです。
そして、私の顔を出し始めた
サークルでは、その文フリに
向けて、同人誌を作成予定との
こと。
前回作った同人誌は、あっと
いう間にすごい人が文フリには
来るので完売したのだそう
です。
希望すれば、サークルで作ろうと
している、その同人誌へ
作品を寄稿できるのだそうで、
それにモノスゴク惹かれて
いる私。
制限文字数は、
5000字から10000字。
ワクワクするではない
ですか!!!
ちょっと、高校や大学時代の
部活動や文化祭を思い出しました。
部誌とか作ったな〜
文集とかも一所懸命に書いた
な〜と、
まるで青春時代に
戻ったかのように気持ちが
内から沸き立ちます。
このアメブロへ、何かしら毎日
書いている私ですが、
ブログの記載、更新って
ほぼ完全に1人の世界。
時折、ありがたいことに
こんなへっぽこな私のブログでも
コメントをくださる奇特な
方もいらっしゃいますが、
(本当にありがたいと
思っております!)
まあ、基本1人で完結している
ような世界です。
誰かと協力して冊子を作り上げる
なんてことは、もはやいつ以来か
思い出すことも出来ません。
こんなに気持ちが浮き立つなんて
何年ぶり(もっとかな?)くらい
な心境です。
歳を重ねてしまったせいなのか、
ここ最近、何をしていても、
本当に心からは楽しめていないと
いいますか、
もう私の人生、消化試合かなと
思うくらい、正直に言えば
もう人生に飽きたなと思う
こともある日常だった私。
もはや何をしたって楽しいのは
一時的であって、心からの
楽しさなんて、湧き上がって
来るわけがないと思い込んで
いましたが、
久々に心沸き立つことが
まさかの同人誌制作への
お誘いだったとは、
自分でも驚きです。
人間の好きなこと、夢中に
なれることの種って、
子供の頃に好きだったこと、
夢中になったことにその
ヒントが隠されているなんて
ことを聞いたことがあります。
私の子供の頃に好きだったこと
って、恥ずかしながら
オママゴトでした。
オママゴトの主導権を握って、
ストーリーを展開させていく
のが大好きで、
クリスマスのサンタさんへの
願い事は、オママゴトセットが
欲しい…でした。
つまりは何かしらストーリーを
考えて展開することが
一番、子供時代に夢中になった
ことだったのです。
同人誌に、私の全身全霊を
かけて紡いだ物語を載せて
みたい!
突如、湧き上がったこの
ワクワクする試みに、
毎日、どんな物語にしようかと
考えるのに夢中で、
気づいたら、もう人生には
飽きたなんていう気持ちは
消えていたのでした。
竹内まりやさんの歌の歌詞に
「タイムカードを押すたびに♪
ふと感じる物足りなさ
いつしか消えてーたーのー♪」
という歌詞がありましたが
まさにその心境でおります
この頃なのでした。
(竹内まりやさんのこの歌詞は
恋の歌で、シチュエーションは
かなり異なりますが…)