田辺監督代行に替わって、

巨人戦   1勝1敗

ヤクルト戦 1勝1敗


まだ4戦なので、正直まだ語るには早計ですが、

伊原監督と比べてみて、オーソドックスな采配をされる方かなと。


下手に動きすぎて試合を壊すような事もないし、

手堅過ぎてつまらない采配でもない。


雰囲気的には選手にかなり任せた采配に見えます。

一昔前の日ハム 梨田監督に似てるのかな?


どこかの記事で、田辺監督代行は

2002年に打撃コーチへ就任。


その年のドラフトでおかわり君と栗山が入団したという

長いお付き合いのようです。


2002年と言えば、確か伊原監督の第一次政権時だったようにも思いますが、

ルーキーで高卒野手の2人は当然二軍で頑張っていた時代ですね。


その2人が田辺監督代行に替わって奮闘しているというのは

感慨深く感じます。


さて、この4試合で注目したいのは、

2連戦しかない交流戦で初戦の大事さは言うまでもなく、

落としたら簡単に連敗してしまいそうなピンチになる訳です。


その2試合共に西武は敗戦しています。

本当なら、ダメダメって事になりますが、

5月までの戦いぶりからするとそのままズルズル連敗しそうなものの、

今回は2戦目はきっちり勝ってタイに戻している事です。


右肩違和感で抹消された岸くんの状態が不安視されていたり、

膝の靭帯損傷で抹消中の浅村くんの復帰が見えていない事だったり、

不安要素は非常に多いですが、その中でも何とかやりくり

している事は評価したいです。


さて、ここから

苦手広島、さらには交流戦上位のDeNAや中日などの

試合が控えている訳ですが、どう戦っていくか。


さらにはリーグが再開すれば、今は先発の駒が少なくても

やりくりできている状況がまた変わります。


そうなってからが、指揮官の真骨頂、腕の見せ所だと思います。


個人的には未勝利で伊原監督に駄目の烙印を押されていた

レイノルズ投手の活躍を祈っています。


ファームではルーキーの森くんや5月月間MVPを獲得した山川くん、

規定打席到達している中で3割を超えている石川くんなど粋のいい

若手もいますので、劣勢の現状を打開すべく田辺監督代行の力で

数年前のヤクルト小川監督代行のようなV字復活劇を見せてくれることを

期待しています。