癌は嫌気的解糖作用の亢進で発症する。
そもそも嫌気的解糖とは何か?
ブドウ糖を細胞質で代謝する時に
酸素を利用しないで行う代謝である。

したがって癌細胞とは
細胞質で発症し
ミトコンドリアは関わらない細胞質だけの
代謝物語である。

これは突き詰めて言えば原核細胞の代謝物語であり
広い意味では原核生物の物語である。

だから癌とは広い意味では、
原核細胞由来、原核生物由来と言える。


原核生物と好気的な原始原核生物が
合体して真核生物が誕生したと言う
共生論を踏まえると
癌は原核生物である事が
理解できるだろう。