作業日誌 -41ページ目

節分底の様相

日経 11387 先物 11370

イラクの国民議会選挙が予定通りに終了したことや、OPEC(石油輸出国機構)総会で、生産枠据置が決定し、減産の可能性が封じられたことを好感し、NYではダウ、ナスダック共に堅調に終わっている。

昨日の日経平均も、まるでこうした現象を先読みするかのような形で、後場に先物へ大量の買いが入り、指数を押し上げ、日足は大陽線が前日の足を包んでいる。先高感の強い形であり、いよいよ前回の高値、11580円に挑戦していくのか、注目が集まる。

個人の買いが続いていることから、新興市場も再び騰勢を強めており、今日あたりは買い安心感から、第ニ波のスタートが宣言されるかどうか、良く見極めたい。

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転換点

日経 11320 先物 11280

先週末のNYでは10―12月期のGDP速報値が市場の予想を下回ったことを受け、ダウ、ナスダックとも軟調な地合の中を推移し、総額570億ドルにものぼるジレット買収を発表したP&Gなどが下げに拍車をかけた。

懸念材料であった、イラク国民選挙もテロで37人が死亡しながらも、ひとまずは終了。米のFOMCによる追加利上げも市場では織り込み済みのため、投げの反発など相場の転換点に差し掛かっている。週末の日経平均の急反発などを見ても、資金回転の早い人達の先回りロングポジションが既に積まれていることが理解できる。

手掛かり材料難のなか、海運株などの回転売買で様子を見ながら、今晩のNYの方向性を確認しつつ、次の展開に入って行くことが考えられる。

しまったは手仕舞え Blog Ranking

掲示板設置

気まぐれに掲示板を設置してみました。

http://jbbs.livedoor.jp/business/3438/

個別銘柄のデータバンク、情報交換、相互交流、Blog不調時などにご利用ください。

週明けの変化を見据えて

日経 11341 先物 11350

東証一部売買高 744,910,000 (01/28 11:00) / 日経225 11305.4 -35.91 / TOPIX 1140.45 -1.49

前引け。昨晩のNYでは、キャタピラーの悪決算などをきっかけとしてダウは売られる展開。反対にナスダックは小幅ながら3連騰を達成している。

本日の日本市場は2月入り、FOMC、週末売りを警戒して軟調なスタートとなっているが、共栄タンカー、明治海運などの派手な上昇を受け、海運株に仕手が入っているとの見方から同セクターに買いが集まっているなど、個別で賑わいを見せている。

新興市場は軟調な地合が続くが、マザーズ指数は大きく落ち込むことなく、ジリ高に推移しており、ナスダックの回復基調をも受け、来週にかけて出直りも期待できそうだ。好決算や好材料を内包し、押し目を形作っている銘柄などは買い妙味がありそうだ。

景気の変化と資金の変化

日経 11376 先物 11370

NYではテキサス・インスツルメンンツやオラクル、地域通信大手のSBCコミュニケーションズなど、主要企業の好決算が買いを呼び、株価は上がっている。更に業績に対する見直しや期待から、エレクトリック・アーツ、スターバックス、ベリサインなども買われており、日本の新興市場に与える影響が気になる所だ。値上がり率を比較すると、この日はダウに対してナスダックの上昇が目立っており、ナスダック主導で始まった上げ相場が回復基調に入ったのかどうか、注目したい。

日本では、中国景気の堅調さから、経済のハ-ドランディングは避けられるという見方が優勢となり、鉄鋼、海運を始めとする中国関連銘柄が物色されている。昨日は新興市場が軟調であったため、資金が引き上げられ、主力へ向い出したかという懸念が広がったが、昨年に比べれば、両市場のサイクルも期間からみて変化しており、新興市場もこれから2段上げが始まる銘柄が多いこともあって、下がった所では押し目買いが機能しそうである。ここからは個人の資金回転力が一層の鍵となる。

損は小さく儲けは大きく Blog Ranking

反騰開始のタイミング

日経 11276 先物 11270

NY市場では1月の消費者信頼感指数が事前の予想を超える数字を出して来たことや、メリルリンチ、デュポン、ジョンソン&ジョンソンなど、個別企業が相次いで好決算を発表したことを受け5日ぶりの反発となった。景気動向に反する位置にまで下がりきっていたことから、自律反発したという可能性も高い。

これを受けて、日経平均も大幅反発の気運が高まるだろう。すでに3陽連を示顕し、足が明るくなっていることに加え、下げた所をねらった信用による大量の追撃売りが踏み上げられることにより、火に油を注いだ結果になるかもしれない。CMEも大証比で+45円と動きをみせており、先物主導による上げも期待できそうである。

セクター別では機械、海運、鉄鋼などの動きも期待出来そうだ。

値惚れ買いは厳禁 Blog Ranking

ボラティリティーが高まるか

日経 11289 先物 11300

昨晩のNY株式市場は、朝方積極的な押し目買いが試みられたものの、原油高が重しとなり、結局は続落して終了した。ただ、75日線を完全に割り込み、ムードは悪化したままだが、下げ幅は縮小しており、指数的にも反発気運が高まる形ではある。

この流れを受け、東京市場の出鼻を挫く勢力にまではならない公算が大きい。本日も決算が本格化する中で個別での上げ下げが活発になされる他、中小型株や新興市場銘柄が賑わう相場展開となりそうだ。

満月でもあるため、極端な上げ下げに振り回されないよう注意していきたい。大きく下振れることがあれば、押し目買いが成立しやすい場面でもあるだろう。暴騰銘柄も同じ気持ちで。

一文惜しむは天底のがし Blog Ranking

神経質な相場展開

日経 11238 先物 11260

週末のNY市場では、1月の消費者信頼感指数が事前の予想に比べて振るわなかったことや、原油高が重しとなり続落した。ただ、個別ではGEやユナイテッド・テクノロジーズが好決算を発表している。テクニカルが下方へとオーバーシュートしそうな雰囲気もも相場に影を落としているのだろう。

先週の日経平均は、11500円の壁を破ることが出来ず大きく下げ、短期反発待ちの情勢だ。11200円を割り込むあたりでの反発が期待されるが、米市場の影響に加え、日本でも決算ラッシュが続くために神経質な相場展開が続くことも予想され、ポジションを大きく取る行為にはリスクが伴うだろう。

新興市場や中小型株、仕手株などを短期で取って行く戦略が有効となりそうだ。

高値圏での好材料発表は売り Blog Ranking

投資ムードは悪化、投資家心理も弱気に傾く

日経 11284 先物 11290

昨晩のNYではフィラデルフィア地区連銀が発表した1月の製造業景気指数が事前予想を大きく下回ったことや、イーベイやクアルコムが発表した10―12月期の業績及び今後の収益見通しがアナリスト予想に届かなかったことが嫌気され、ダウ、ナスダック共に前日の下げを引き継いだ。ダウの指数チャートを見ると、節目となる下値付近に徐々に接近しており、危険な徴候だ。形も三尊天井型に近く、反発せずに節目を下抜けた場合はきつい下げとなる恐れがある。

日経平均は200日線に対して25日線がゴールデンクロスとなっており、株価もそこで支えられる形とはなっているが、テクニカル指標は悪化しており、短期反発となるかは微妙な情勢だ。このまま、NYの悪影響を受け続ける事態が懸念され、企業の好決算がムードを打破することを期待したい。しかし、多くの人が注目するソニーが決算で下方修正を発表しており、本日の売りの大きな理由にされそうな情勢である。

従ってここからはポジション管理が一層重要になる。中途半端な銘柄には手を出さず、保有しているなら一旦手仕舞いし、強い動きのものにつくか、空売りを検討する場面であろう。

影をつかまえようとして、実を失うな Blog Ranking

NYからの手痛い一撃

日経 11405 先物 11390

昨晩のNYでは新規失業保険申請件数、12月の消費者物価指数、12月の住宅着工件数、などが発表され、雇用改善と景気回復が続いているとの見方が示されたが、JPモルガンやモトローラなどの決算が期待はずれに終わったことから、失望売りが出て、下げに拍車がかかった。新ブッシュ政権と市場との間のパイプが細いことも市場での不安を掻立てているものと思われる。

特にナスダックは-32.45(-1.54%)と大幅に下落、足下のしっかりしないCME日経先物も11350にまで値を落としている。

これを受けて本日の日本市場では、昨日の節目である11400円割れは避けられない情勢となろう。問題は11200円レベルで踏みとどまれるかどうかである。それを割ってしまうようだと、2月の決算入りを合図にだらだらと調整が続くことも覚悟しておかなければならない。

新興市場も中期での上昇基調には変わりはないだろうが、目先の過熱感から一旦売られる可能性もある。しかし、ここまで個人の信用評価と回転は非常に良く、枠にはまだ余裕があることから、押し目買い需要も旺盛であろう。

誰もが株を好きになるときには株は下がる Blog Ranking