天長皇帝、大極殿に於いて百僧をこしてあまひきする願文 「性霊集」巻第六
佛は平等に、どんな人のどんな苦しみでも取り除いてくださる。
佛は分け隔てなく、どんな者にも幸福を与えてくださる。
「佛の心」とは、他の苦しみを取り除こう、他に樂を与えようと常に願う心であり、それをまた「慈悲の心」ともいいます。
そしてわれわれも、慈悲の心を持てば、いつでもだれでも仏になれるのです。
しかし、慈悲の心に分け隔てがあってはなりません。
味方であれ、敵であれ、好きな人であれ、嫌いな人であれ、すべての相手、すべての人の幸せを願ってあげられる心。それが、本当の慈悲の心です。


