広がる草の間からは太陽の光が差し込んでくる


生い茂る草木の中を小さなトンネルが通っていた


そのトンネルを一歩一歩進む


すっと顔を上げると、目の前に光の出口


ちょっと足を速めて出口に顔を出した


頭上に広がる青い空


地面から伝わる温かい空気


右、左と見ると


灰色の地面がゆらゆら揺らいでいる


顔、右手、左手の順に出してみる


最後に尻尾が出る頃には、


僕の茶色い毛がきらきら光っていた



灰色の地面を挟んで向こう側


同じ緑の壁が広がっている


その下には同じように小さなトンネル


そのトンネルに徐々に近づく


進むにつれて、地面が凸凹している


たくさんの凸凹


ついつい突付いたり、叩いたり、


そのうち、凸凹の隙間から小さな黒ありが出てきた


どんどん出てきて、細長い列が出来上がる


ありは凸凹に沿ってトンネルへと向かっていく


暑いのかな


そろそろ僕もトンネルの中へ入りたくなってきた



トンネルに近づいて、もう一度振り返る


灰色の地面の凸凹



あれおもしろいな

時過ぎ、朝雨の隙間を縫って光が差し込む


右手に眼鏡を握り締め


左手で携帯を包み込んでいた



未だ梅雨に入らぬ水無月の朝は


重く閉ざそうとする瞼に優しく語り掛ける


光と闇の狭間で、CKが漂う



その香りに意識が混沌とし


そしてまた深い闇へと落ちてゆく

昨日買った芳香剤ちょっと匂いきつっ( ̄Д ̄;;


あまりきつさにかばんの中に入れたら、教室までくさくなってしまった(-。-;)



因みにカルヴァンクラインの芳香剤です。