少なくとも、これを見る限り人類は進化なんかしてないなと思うのです。
この人たちよりすごいバンドなんて、これからも出てこないのではないかと思ってしまう。

大体、曲の始まりがない。
いっせーので始める音楽ではなくて、それぞれが自由に肩慣らし演奏をしているなかで、
「いつでも入ってこいよ」という瞬間があって、
それに「よし、乗っかってやる」というメンバーが、一人、また一人増えるといった感じ。

そして、みんな自己主張がすごくてものすごい緊張感。
この音楽は調和じゃなくてケンカなんじゃないかと思いました。
やってて楽しいのだろうか?
バトルになってますよね。
ちょっとでも気を抜いたら。。。
「食われる」

そんな中でも、ギターのリッチーは背中で弾いたり(@@;)、
股の間で弾いたり(゜゜;)、あげくのはてには弾きながらチューニングしなおしてる!!

CDの音ともまったく違っていて、みんながみんな自由にアドリブしているんです。
それでも「そうきたか!ならこっちはこうだ!」というように
アドリブにアドリブで返しているところが、とってもカッコイイ。

これ、40年も前の演奏ですよね。
なんてすごすぎるんだろう!

あ、夢中になって忘れてた(笑)。ディープパープルです。スピードキングという曲です。