NHKで飛行機の限界の特集をやっていた
飛行機が音速を超えると、ソニックブームという大きな音が二回鳴る。もうすでに技術的には旅客機で音速を越ることができて、例えば単純計算で10時間かかる所を5時間で行けるようになるらしい。しかしソニックブームがあるので実用化できないと言うのだ
だから旅客機が登場してから50年の間でいろいろ進化してきたけれど、速度だけはほとんど変わってない
かつて音速を超える旅客機に挑戦したのが直線的な近未来の形をしたコンコルドという飛行機。これはイギリスとフランスが国の威信をかけてつくったが、ソニックブームの壁にぶち当たり、20台で生産をやめてしまった
しかし最近になり、このコンコルドの失敗から形に改良を加えてソニックブームを減らせるカタチがてきつつあるとテレビでやっていたのだ。それは直線系のコンコルドを少し流線系、つまり丸っこくしたものだった
これによりいかに音が減らせるかを解説の人は熱心に語っていたが、自分はそんなことより、そのカタチをパッと見たとき「なんかイルカに似てるなぁ」と思った。左右の両ヒレと尾ヒレ、それに背中のヒレ。先っぽは丸くなっていて、飛行機の下面がイルカのおなかみたいに丸く膨らんでいる。一人で番組を見ていて「へぇー、おもしろいじゃん」と思った
人間が音速を越えるという未知なるモノをつくろうとする。そのためにコンコルドという近未来的なものからより良いカタチを探り出す。完全ではないがたどり着いたその答えのひとつが、見たこともないような新しいものではなく、すでに地球上に存在しているモノにすごく近いというのは考え深いものがあった
答えって、大切なモノって以外と近くにあるのかもなぁ
