ラブホテルといえばもちろん、カップルが楽しめる場所というイメージですよね。
では、ラブホテルはカップル以外は利用できないのでしょうか。また、女同士のカップルや、男同士のカップルだとどうなるのでしょうか。
金益見さんの著書『ラブホテル進化論』(※1)などをもとに、追求していきたいと思います。
■女同士でのラブホテル利用
最近のラブホテルは昔のように単に宿泊や休憩をするだけのスペースではなく、カラオケがあったり日焼けマシーンがあったり豪華なジャグジー風呂があったりと、非日常のお楽しみが盛りだくさんで、もはや一種のエンターテイメント施設です。
そんな空間なので、
女性同士複数人で女子会をしたり、友達の誕生日パーティーを開いたり
する場合もあるらしく、あえてレディースプランを設定しているホテルもあるそうです。
ラブホテルで誕生日会って斬新ですが、凝った部屋や施設のなかでワイワイするのも楽しそうですね。
■男同士でのラブホテル利用
男同士だとラブホテルに入れてもらえない可能性が高いそうです。一応、犯罪の可能性を防ぐためと言われていますが、ホテル業界の慣習によるものが大きいようです。
しかし最近では、ホテルにあるプールの設備を使う為に、潜水艦マニアの
男性たちがラブホテルに複数人で赴く
(※2)などといったこともあるようですので、男性同士でも利用できるホテルも実際にあるようです。
■女ひとりのラブホテル利用
ちなみに、ラブホテルの多くは、女性のひとり利用もできないそうです。
「女がひとりでラブホに行って何が楽しいの?」と思われる方も多そうですが、終電を逃したときやひとり旅の道中などで、利用時間によっては普通のホテルより安かったり、個室でお風呂もある分ネットカフェより安心で快適だったりもするのかも?
いずれにしても、女性のひとり利用が拒まれる理由は“デリヘルなどの風俗利用を避けるため”だそうです。風俗利用されると一般のお客さんへの印象が悪くなるから、等の理由があるそう。
受付時に女性ひとりだと、あとから客が来るのではないかと推測されてしまうんですね。
また、風俗利用以外にも、ひとりだと自殺や逃亡中の犯罪者など、事件性が高くなると推測されてしまうようです。もちろん、すべてのラブホがそうというわけではなく、女性のひとり利用ができるラブホテルももちろんあります。
前述のような、“レディースプラン”を設定しているホテルでは、ひとり利用も受け入れているところが多く、リピート率もなかなかのものだそうです。
■男女混合、3人以上のラブホ利用
では、男女3人以上の組み合わせだとどうなるのでしょう。本書によると、
三人利用の場合、男女女の組み合わせならOKでも、男男女の組み合わせはNGとしているホテルが多い。いずれにせよ、男性が二人いると犯罪の危険性が高まることと、一般のカップルに対してのイメージがよくないからだという。
とのこと。男女3人でラブホテルに来るなんてなかなかないこと(?)かもしれませんが、ご参考までに!
それにしてもラブホテルって、ホントに奥が深いです。知れば知る程、楽しみが深まりそうですね!
というわけで、「女ひとりで入ったことある」「すごいラブホテルがあった」などのご意見やご感想、大歓迎です! メールやコメント欄以外にfacebookやTwitterからもお待ちしております!
【参考】
※1. 金益見(2008)『ラブホテル進化論』 文藝春秋
※2. 男同士でラブホテル!? ●●マニアが夜中のラブホに大集合(メンズサイゾー)