犬の歯の手入れ(毎日)
犬は唾液の性質やphから、人間のように虫歯にはなりにくいですが、そのかわり歯周病や歯肉炎になりやすいので、歯磨きをする必要があります。
マズルコントロールや、唇を持ち上げる練習ができたら、犬を膝の上に乗せるか、抱え込むようにして、唇を持ち上げて、ガーゼかやわらかい綿棒などで、前歯を拭きます。初めての日はこの程度に留めておいてもいいでしょう。次の日には横の歯や奥歯を拭きます。
最初の時期は、歯を清潔にすることよりも、まずは歯磨きに慣れさせることに徹しましょう。慣れさえすれば抵抗なく歯磨きができます。慣れてきたら口を開けさせて、歯ブラシを使って、同じように抱え込んで歯を磨きます。歯ブラシは犬専用のものでも、サイズさえ合っていれば人間のものでも問題ありません。
歯垢は歯磨きやガーゼで拭き取ることで、ある程度とれますが、固まって歯石になってしまうと、家で取り除くことは難しいので、獣医にお願いするといいでしょう。歯の表面が硬く茶色くなっていたら、それは歯石です。
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犬の耳の手入れ(月1~2回)
犬には耳の手入れは、臭いがある時、汚れている時など必要に応じて行います。特に耳が大きく、垂れている犬種は、外耳炎などの病気にもなりやすいので、定期的に手入れしてあげましょう。
自分の手を清潔に洗ってから、片手で犬の耳をおさえて、もう片方の手にガーゼや脱脂綿などを持って、内側から外側に向かってやさしく拭いてあげます。耳の細かくひだになっている部分は、綿棒を使って軽く拭きます。ただし、綿棒をあまり奥に入れすぎると、鼓膜が傷ついてしまったり、汚れを内部に運んでしまったりすることもあるので、注意しましょう。
犬のブラッシング(毎日)
犬には毎日のブラッシングとシャンプー前のブラッシングが欠かせません。ブラッシングを行うことによって、抜け毛やフケを取り除き、被毛が毛玉になることを防ぎ、皮膚病などの予防ができます。また皮膚のマッサージ効果もあり、血行が良くなります。毎日行うことで、ノミやダニを発見したり、皮膚の異常を早期に発見することができます。さらに犬とのコミュニケーションをはかることができます。
シャンプーの前にブラッシングをするのは、毛がもつれている状態で洗うのを防ぎ、シャンプーの時間を短縮できるからです。シャンプー前は特に念入りに行いましょう。
ブラシの種類
被毛の長さや質によって、使うブラシは変わってきます。
・スリッカーブラシ
スリッカーブラシはすべての犬種の毛のもつれや毛玉とり、死毛の除去に使われています。特にダブルコートの犬種の換毛期にはおおいに役立ちます。金属製の台にゴムのクッションがあり、その上に細い曲がった針金状のピンがついています。ピンは錆びにくいステンレス製のものがいいでしょう。
・ピンブラシ
ピンブラシは主に長毛の犬種に使われ、被毛のもつれや、死毛、ほこり、フケを除去します。ゴムクッションの上に鉄、真鍮、ステンレスなどのピンを植え込んだブラシ形です。軽くてブラッシングしていても疲れないもの、錆びにくいステンレス製を選ぶといいでしょう。
・獣毛ブラシ
獣毛ブラシは猪毛、豚毛などでできていて、短毛犬種の死毛を取り去るのに使い、マッサージ効果に優れています。またつやを出したい時にも向いています。
・ラバーブラシ
ラバーブラシはゴム状のピンで、短毛犬種の死毛の除去に使い、マッサージ効果もあります。丈夫で長持ちします。皮膚にも優しいので、初心者の人や、ブラッシングに慣れていない犬にいいでしょう。
・ラバーグローブ
ラバーブラシを手袋状に加工したもので、剛毛犬種や短毛犬種の死毛の除去に向いていて、マッサージ効果にも優れています。
・コーム
コームはブラッシングの仕上げに使うクシで、主に長毛犬種に使い、目が粗いものと細いものがあります。
ブラッシングのコツ
・ソフトとハードを使い分ける
スリッカーブラシなどにはピンの硬いハードのものと、柔らかいソフトのものがあります。日常の手入れの場合はソフトを使い、毛がもつれていたり、毛玉になっていたりする時はハードを使うなど、うまく使い分けます。
・毛の根元から
ブラッシングは一気にやろうとすると、上辺だけをなぞることになり、毛の根元の方のもつれが取れません。特に長毛犬種の場合は、毛を持ち上げて、部分部分しっかり根元からブラッシングしてあげるようにしましょう。
・皮膚を傷つけない
スリッカーブラシなどは皮膚にあたると、皮膚を傷つける場合があるので、必要以上に力を入れないようにします。スリッカーブラシは鉛筆を持つような持ち方をすると、余分な力が入りません。
・強引にやらない
毛玉や毛のもつれをとろうと、ひっかかっても強引に力を入れると、犬はとても痛いです。ひっかかったらその部分を持って、ひっぱらないように優しくブラッシングしていきましょう。もしそれでも取れないようであれば、専門のトリマーにお願いして、場合によってはカットしてもら ってもいいでしょう。
・二人でやっても良い
最初のうちは犬も飼い主も慣れていないので、もうひとりに手伝ってもらい、犬を押さえてもらったり、ごほうびをあげたりしてもらってもいいでしょう。
犬のノミとダニの駆除
皮膚炎などの原因になる、犬に付着するノミやダニは、自然にわいてくるものではありません。外から入ってきた、もしくは散歩などで外で付着したものです。これを完全に防ぐのは難しいので、薬などを使って、予防、駆除するか、手で駆除するしかありません。
・犬のノミの駆除
ノミは「ほこり」を食べて生きています。室内はノミの格好の住処ですが、ほこりを完全に取り除くことはできません。またノミは寒い時期にはいなくなったように思いますが、卵やさなぎが残っていて、暖かくなってくると成虫になり、また卵を産みます。
ノミを予防するには、錠剤を飲ませるか、首にスポイトで落とすタイプの薬を使用します。ただし錠剤の場合は、あくまで予防の効果しかなく、今いるノミは駆除できません。また1年中飲み続ける必要があります。スポイトタイプは病院でしか入手できませんが、駆除の効果もあり、さらにはダニにも効果があるので、手軽でとても便利です。
また室内を徹底的に掃除することも予防策のひとつです。掃除機で隅々まできれいにして、ゴミはビニール袋で密封するなどして、ノミが出て来れないようにして捨てます。
ノミの駆除には、スポイトタイプの薬のほかに、薬用シャンプーやスプレーなどがあります。また手で取り除いたり、ノミ用のクシで取り除く方法もあります。ただし、つかまえたノミは手で潰してはいけません。手で潰すと、ノミの中にいた寄生虫が指につき、人間に感染する可能性があるからです。つかまえたノミは密閉できる容器に水を張って水没させるか、洗剤などで殺す必要があります。
・犬のダニの駆除
犬に付くダニには目で確認できるものとできないものがあります。目で確認できないものに関しては、病院でスポイトタイプの薬をもらって、首にたらすなどして、予防、駆除します。
目で確認できるものには、小豆大まで成長するダニもいます。このダニは手でむしりとってしまうと、ダニの一部が犬の身体に残り、炎症を起こしてしまうので、手ではとらないようにします。氷をダニに押し当てて、ダニを落とすやり方もありますが、これからの予防も兼ねて、獣医に相談することをおすすめします。
犬の目の手入れ(毎日)
犬には1日1回程度の目の手入れが必要になります。これを怠ると、涙焼けや涙管の炎症が起きてしまうことがあります。
自分の手を清潔に洗ってから、犬を膝の上に乗せるか、抱きかかえるようにして、ティッシュなどで目の下を拭きます。この時目を傷つけないようにやさしく軽く拭くようにしましょう。
目やにがねっとりとしていたり、目が充血していたりする時は、獣医に相談するようにしましょう。
犬の爪の手入れ(月1~2回)
犬も人間と同じように爪が伸びていきます。爪を伸ばし続けると、爪が巻いていき肉球を傷つけたり、歩き方がおかしくなったりします。被毛があるため見えにくいですが、定期的に切 ってあげるようにしましょう。専門のトリマーにトリミングをお願いする際にやってもらってもいいでしょう。
足を引っ張って持つと抵抗することもあるので、静かにやさしく持つようにして、最初は食べ物を与えながら、指を1本ずつ触って、誉めていきましょう。これを1週間ほど続けて、指に触れることに慣れたら、爪きりに入ります。
犬の爪の内側には血管や神経があるので、深く切りすぎると出血したり、激しい痛みを伴ったりして、爪きりに対して嫌なイメージがついてしまうので、血管が透けて見えるピンク色の部分から、3mm程度の部分までを切るようにしましょう。ただし爪が黒い犬は境目が分かりづらいので、先の方から慎重に切るようにして最後にやすりで整えます。
慣れるまでは1日1本ずつにしてもいいでしょう。やさしく誉めて、食べ物をあげながら、爪きりに対する抵抗感を取り除いていきましょう。
生後1ヶ月程度の子犬の爪は人間の爪きりでも切れますが、それ以降の犬の爪は硬いので、犬用の爪きりが必要になります。
犬のシャンプー(月1~2回)
犬は定期的にシャンプーをしないと、臭くなってきます。皮膚病などの予防も兼ねて、シャンプーしてあげましょう。また自宅でシャンプーできない時は、専門のトリマーにお願いするといいでしょう。
ただしシャンプーは頻繁に行う必要はありません。やりすぎると被毛がパサパサになったり、皮膚が乾燥してしまうので、月に1~2回程度を目安にしましょう。また子犬は、シャンプーでストレスを感じたり、シャンプー後に冷えて感染症にかかってしまうことがあるので、よほど汚れている時を除いて、生後3~4ヶ月あたりに最後の予防接種が終わってから2週間後ぐらいに初めてのシャンプーをするといいでしょう。
シャンプーする際に注意することは、シャンプーが目に入らないようにする、お湯が耳になるべく入らないようにすることです。シャンプーが目に入ったときは、すぐにティッシュで拭いて、目薬をさしましょう。また耳にお湯が入ってしまった場合は、コットンで拭くようにします。入らないようにコットンを耳に入れておくのもいいでしょう。
シャンプーに必要なもの
シャンプー液、コットン、タオル、ドライヤー
濡れてもいい服装に着替える。
↓
シャンプーする前にブラッシングをする。
↓ ブラッシングをしないと毛玉がとれず、ノミなどの温床になってしまいます。
38~40℃ぐらいの少しぬるめのお湯で、足先から濡らしていく。
↓ シャワーをいきなり勢いよく出すと驚いてしまうので、ゆっくしあまり音が出ないようにします。
徐々に上部を濡らしていく。
↓
シャンプー液をつけて、爪をたてずに指の腹でマッサージする。
↓ シャンプー液は犬用のものを使います。犬の皮膚のタイプによって種類も様々です。
シャンプー液が残らないようにしっかりすすぐ。
↓ シャンプー液が残っていると皮膚病の原因になります。
タオルで水分をとってから、ドライヤーで充分に乾かす。
被毛だけでなく皮膚の表面も充分に乾かすようにします。
