9月の連休の初日


天気も良さそうだから走る


そう決めたのは昨日の事だった…




天気予報及び雨雲レーダーをチェック


よし行くぞ! タンデムだ!


山だ!  9月の山に走りに行く!



朝一から息子は宿題を終わらすまでの間、届いたドリンクホルダーの取付とレッグシールドのステッカーを貼り直す

そして今日のミュージックはYazawa sound(UPテンポ&ミディアム)をチョイスしたSPをぶら下げる…
準備完了し走り出す


そしてトータル走行距離が 1000km に…


さて向かうは山の景色⛰


約1時間走行し休憩…


日本の道100選前で


ここで天気を再度確認するも雨の降る気配は無し



山の天気は変動しやすいから…



そして

5分位で大門前に到着


大門には開口の阿形像と口を結んだ吽形像の金剛力士像が二体


寺院内に仏敵が入り込むことを防ぐ守護神とされている


人も多いし次に進む

壇上伽藍の裏通りに進み、杉の間から鮮やか色をして堂々と聳える根本大塔を


今回は走りが主であるため、壇上伽藍には立ち寄らずに…


次は

「空海」弘法大師の廟 奥の院に参拝する入り口「一の橋」前に…


奥の院は本来この一の橋から参拝するのが基本


この一の橋から少し先にある参拝道もあるが「バスなどはここに停まるから、参拝道はそちらと思っている人が多い」こちらから参拝するのが…


奥の院もこの一の橋から手を合わすだけで


先に向かう


小さな町を抜け目指す目的地に…


道の脇には薄がたくさん


大滝にも立ち寄らず…


ワインディングロードが続く


バイクも多い


10代の頃には高速コーナーをステップ擦りながら走った。

20代の頃は排気音を聴きながら流した

30代の頃はフルパワーで走り抜いた

40代はまったく走らないVespaに無理を聞いてもらいながら

そして
今日は息子とタンデムし、山の景色を観ながらの走行


風が冷たい


気温25℃


慣らし運転も完了しているから回してみた…


なかなか回るね


上もしっかり吹いてくれる


登り坂のトルクも良い


しかし所詮125ccのバイクだよ


でもね排気量ではないんだ


いかに気持ちよく走る事が出来るか?だ!


スピーカーからはYazawa soundが流れている


ボリューム最大で鳴らしてるからね


しっかり聴こえるんだ


風の音、C125の排気音、そしてサウンド


今日のサウンドチョイスは成功だね


Jazzヴォーカルでもダメ
Bossaでもダメ

このシーンにはチョイスしたYazawa soundが似合ってる…

日頃からBGMは欠かさない


音が好きだから


音楽が好きだから


景色を観ながら走る
複数の音を聴きながら走る
風の温度を感じる


なんて気持ちいいんだ!





目的地 道の駅 ごまさんスカイタワーに到着


風が冷たかったから少し身体が冷えてる


暖かい缶コーヒーを飲む

息子は暖かい缶ココアを


駐車場にはたくさんのバイクが並んでる


そんな中C125は自分だけ(笑)


ビックバイクが多いね…


確かにここははスピードを楽しむ道なのかもしれない


自分も過去はそうだった…


高速コーナーを楽しむ


ホントこの道を初めて走った時はキレイだった


今は道も荒れている


仕方ないよ  冬は雪が積もるからね


時計は15時を指してる




この先のルートはどうしようかな?


目的地まで来て、帰りはその時に考えればいい


そんなに考えてた


このまま龍神→美山→金屋→海南高原 ルートか?

途中まで引き返し花園→清水→紀美野→貴志川ルートか?

選択肢はいつくもある


そして…


「パパ、お土産買いたい」
息子が言う


息子は遠出した時に時折そんな事を言う


「でも財布忘れてきたから買えない」
息子が話す

いつももらったお小遣いを財布に入れて持ってる


なるほど

何か欲しいんだろうけど買えないんだな?


「いいよ! そこの道の駅のお店で見よう。家に着いたらお金返してくれたらいいから」

そう話して道の駅の中を息子の土産←キーホルダーなど小さいものが好き を探す


息子が好きそうなものは置いてない


「パパ、欲しいの無いから帰りにお店に寄って」

ん?どこの店だ?


あー…


来た道を帰ると思ってるんや…


………


帰るルートの選択肢は無くなり、来た道を引き返して…


まあ仕方ないね


タンデムに付き合ってくれてる息子の言う事だから


さてと
「お店に寄って探すんならもう行こう」

自分は息子に言った


「パパ、お店に寄った後キレイなお寺とかあったから写真撮る」


「わかったよ! でもゆっくりしてると暗くなっちゃうから」

バイクを走らせる

ゆっくり景色見ながら走ってると

息子と2人 この景色を見て…

わぁー!  スゴイ!

息子は言う
高いね  緑がいっぱい  山がいっぱい


良かった!
息子にこの景色を見せて良かった


そう感じた


自分と息子で見るもの
感じるもの
その他、息子との時間


自分はその時間をしっかり残したいから


息子にはしっかりと


息子は大人なった時思い出す


自分は父との時間を忘れていない


大切な時間


時間が許す限り、息子と2人の時間を持ちたい


何年かすると、息子は息子の時間を持つようになる


だから今しかない  今をしっかりと…





息子が土産たる欲しいものを買い「やっぱりキーホルダーだった」


総本山金剛峯寺前で


さあ帰ろう…


「パパ、写真撮ってないから紅い門で撮りたい」


わかった


この時間なら人も少ないから写真も撮りやすいね



大門で写真撮影


息子も自分のカメラで撮っている


夕暮れ前 気温17.9℃  風に当たると肌寒い


自宅まで約1時間半


ゆっくりと帰ろう


山を下るにつれ、風が変化してくる


冷たい風からしだいに心地よい風に…



あー
今日も良い走りをしたね


9月の山は、息子との時間に優しく微笑んでくれていた







走行距離  172.3    km

給油量   2.7      L

燃費    63.8     km