June  July  August  と2020年の夏はやってきた。



そしてその夏が去ろうとしている。



夏の最後の休日…



そのタンデムは16時から始まった。




風を感じた…


海を見るために走った。


まだ太陽は高い…


夏の終わりの太陽だが眩しい。


次に目指したのが


高台からの海…


海からの風が優しく吹いている…


気持ちいいね。


ちょっと休憩しようか…


2人で芝生の上に寝転び空を見上げた…

あいにく青空ではなかった…




上着を脱ぎ、息子は自販機のジュースを飲む。

自分は常に持っている烏龍茶を…


休憩!

息子は休憩だと言うと走り回っている。

休憩はゆっくりするもんだと違うかな?
息子的には、遊ぶ時間!休憩は遊ぶ時間。



自分はC125を眺めています。

この形…

何とも言えないフォルムだね。

決して色褪せない…

細かい変更はあったが、60年以上変わらないフォルム。

良いものは色褪せない。

そしてその時代(とき)の変化を与え、飽きさせない。その時その時の仕事をこなし、今、新しい形のバイクライフとして提案されたC125…

ベース(曲で表現すればメロディライン)が良ければ、いつの時代にも通用する。
そして愛され続ける。

スーパーカブはそんなバイクなんだよなぁ…

一人でC125を見ながらボソボソ呟いている。


今、こんなに眺めていても飽きない…

不思議なもんだね。

一人で酔いしれました。(笑)


さて
行こうか…




「もう帰るの?」←息子

いやもう少しだけ走ろう…


友達のように仲良く浮かぶ「友ヶ島」を見る。

「前に船に乗って行ったよね」←息子

「そうだよ!こんなに見ていると遠いね。」←パパ


夕暮れ時に見た景色は、夏の終わりを物語っているようだった…




2020年夏


その夏の終わりの休日


去りゆく夏を想い


優しい風を感じて…