ショックのあまり、呆然としままま朝になった。
多分、飛行機の中でもお母様の最後に立ち会う事が出来なかったこと、分かっていたのだろう、、、。
その思いと共に帰路についた浅田選手を思うと涙が止まらなかった、、、。

幼い時期に入院して家に帰ってこないお母様に「真央が練習頑張るからよくなって」と手紙をしたためたと話を聞いたことがあった。きっと現在も変わらない、真央さんは今回も自分が世界を舞台にそこで最高のパフォーマンスをし、自身のスケートを取り戻した、その姿をみせることが一番の力になると信じて今回臨んでいたんだろう、、、。

私達、ファンは家族のように14歳からその成長を見つめ応援してきた。採点競技の不愉快さに嫌悪感を感じながらもひたすらに。私は国絡みで結果を左右させた過去の大会、また前回オリンピックから完全に競技としてのフィギュアスケートは存在しないと認識した。録画、スポーツチャンネル以外の大会は見ない、ショー以外はたのしまない事にしていたが、それでも彼女の出て来る試合に関してはどうしても気になって確認してしまったりした。

そんな人間が多分私の他にも沢山いるに違いない。

彼女のパフォーマンスにはずっと見続けていたいと思わせる力がある、見ている側に入れ力を与え、慰め、癒やし、涙や笑顔を、心を柔らかくする不思議な力がある。
そして華奢だが、ひたすらひたむきで何よりも強い意志がある。これはもちろん天性であろうが、半分以上はご両親の育て方、人間性が反映したものだろう。

真央さんのお母様、匡子さん、あなたの子育ては全く間違っておらず、むしろ模範となるものだった。到底私には出来なかっただろう。

お嬢様方はきっと乗り越え、あなたを胸により素晴らしい女性となられます。どうかこれからは心のすぐ横、一番近くでその成長を見守ってあげて下さい。

私達ファンもお母様の生き方、人柄、心に刻んで参ります。どうかゆっくり休まれて下さい。





私は馬鹿にされるかもしれませんが、フィギュアスケートの芸術とスポーツの融合に魅了されてきました。今回に至っては浅田選手ご家族へあまりにも気持ちが入ってしまいます。ご葬儀が終わられるまでは日記を控えさせて頂こうと思います。
今はただご冥福をお祈りし、自身の生き方も見つめ直したいと思います。