私おはずかしながら、無類のフィギュアスケート好きなのですが、最近は個人的に競技としての魅力が見えなくなってきていており、とても寂しく感じています。


 難しい技に挑む者を、出る杭を打つかの様に阻み、そういった選手のモチベーションを下げさせる。選手の身体能力の特性が、全く評価の基準に組まれていない。回転数ヤ時間等、一定の基準をこなす為のプログラムが高評価となる。そして何故か基準の有耶無耶なPCSという(芸術点らしいけど・・・)、訳のわからない匿名のジャッジシステムなどがあり・・・むっ。選手の皆さんも、最近は戸惑っているに違いない。


 見ている側も、点を重ねる為の無難な演技、皆、似通った演技ばかりで、見ごたえが全くなくなってきました。試合を見ていても、フィギュアスケート検定一級審査、といった印象、挑戦しないで、アマチュアとプロで分ける意味があるんでしょうか?昔からフィギュア界の汚染は、有名なようですが、最近の怪しいジャッジもますますきな臭く・・・。OP競技としてこのまま続けていけるのか、とっても怪しいと見ています。


 そんな中、先日のロシア大会、ロステレコムは、プルシェンコ選手の復活に、恋の矢胸が高鳴りました。これでもかというまでの、豪快な四回転、スピード感あふれるステップ、最近の汚れたジャッジを挑発するかのような(演技と思いますが)パフォーマンス、やはり、神は顕在でした。何とか、神に現在の流れを変えてほしいと思います。そして、こんな中でも果敢に挑戦し続ける、浅田選手やジュベールへパワーを届けてほしい・・・。天使