バナナマン設楽統主演映画
「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」
上映&初日舞台挨拶に行ってきましたー
あらすじとしては…
「愛と映画の裁判映画」の脚本を依頼された三流ライター・タモツが取材のため裁判所に足を運ぶ。
毎日何十件と繰り広げられる裁判は人間ドラマの宝庫。
裁判所常連の傍聴マニア達と仲良くなったり、美人女検事に「楽しいですか!?人の人生、高みの見物して!!」と罵られたり、
脚本の依頼主のプロデューサーが横領で逆に裁判にかけられることになったり…
って感じのコメディ。
まず結論から言うと、すんげー面白かった!
これ単館上映もったいないよ!全国でやればいいのに!
単館ならではのチープさがよかったりもしたんだけど、チープなだけじゃなくて繊細な笑いになってて…なんていうんだろ、シュールって言葉はありきたりだからあんまり使いたくないんだけど…。
そんな繊細な笑いが作れるのは役者の技量だったりもするんだけど、これがまた秀逸なキャスティング!
個性的な俳優陣の、またその個性的な間の演出にほんと、くすっ、だったりブフォッ、だったりと終始笑わされました。
まあ、間の演出ってのは監督さんのお仕事だけどね。豊島監督、よいお仕事されてます。
設楽さんてドラマだとちょい気張っちゃってるけど、今作はほんと、ただの設楽さんだった。笑
芝居してないっしょ?ってくらいいつもの設楽さん。笑
バナナコントくらい自然で、おーがっちりハマったなーって思った。
傍聴というくらいで、本当に「他人の人生を傍観してるだけ」なんだよねこの映画自体が。
主人公がステップアップするでもなし、ラブ展開もなし、結局依頼された脚本もおじゃん、っていう。
だからストーリーもクソもないんだけど、それがまたドライで面白い。その辺は賛否あると思うんだけど。
ていうか原作のエッセイも「他人の命や人生をなんだと思ってるんだ」っていう意見も多いし、それもわからんでもないけど、うーん、そういう見方をしちゃう人は面白くないかもしれない。あくまでドライに。
そこら辺はねー、ラストカットの設楽さんの演技が全てを語っていると思う。
いやあほんと、テンポよくカラっと見られるし、俳優陣も実力&個性派揃いだし、なんか特になんにも残らないんだけど面白い、っていう変な映画です。
見て損はなし!オススメ!もう一回くらい見てもいいなー。
そんでー、舞台挨拶も見れましたー
っていうか舞台挨拶チケを頑張って取ったんだけど。
来てくれたのはバナナの2人(日村さんもバーターで出てるよ!)、片瀬那奈さん、鈴木砂羽さん、豊島監督。
初公演だから9:40。前日はバナナ深夜の生ラジオ。設楽さん絶対おねむさんでくるだろーなーと思ったら、案の定おねむさんできましたww
「ねむい…」ってぽえーっとしてた。かわいかった。(もうなんでもかわいいと思えるファン)
日村さんはちゃんとお仕事してたw生ひむはころっころしててかわいかった。(もうなんでもkry
片瀬さんはちょーキレイだし砂羽さんは相棒ファン的には「美和子さんだー!!」ってテンション上がるし、楽しかったー
豊島監督、「なんで主演に設楽さんを抜擢されたんですか?」っていう質問に「なんか…他人のことを遠巻きに眺めてフッって鼻で笑いそうなイメージがあったんで、この映画のスタンスにぴったりだなあと…」って答えてらした。設楽さんのことよくわかってらっしゃるwww
っていうね、この記事本当は当日に上げたかったんですよね