- 前ページ
- 次ページ
じゅりんがいなくなってから10年経って
今まで何も言わなかったYUKIが初めて言葉にしてくれて
10年ずっと心の中にあったものが少し軽くなった。
それがおととしのじゅりんの命日のこと。
狭い世界で生きてた私たちの、
そのときのぜんぶだったものが突然何もなくなったあの日から
それは自分の中で触れたくないし触れられたくない部分になってしまって
自分の心の中のことなのにずっと見ないふりをしてた
忘れたくないからだけじゃなくて、たぶんずっと何かを期待してたから
アドレスにはずっと、今も0407の数字だけは絶対に入れてる。
この11年、4月7日だからってシャボン玉を飛ばすこともしたことがないし
カラーの花を買うこともないけど
その数字に固執することで、いつまでも繋がってられる気がして。
今年もまた4月7日が来るなと、毎年のことだけど早いなあもう11年も
経っちゃったなあっておもいながら過ぎると思ってました。
おととしのYUKIが書いた記事を読む限り、まだまだまだ先のこと
あるいはありえないことだと思ってきたけど
何のカウントダウンなのかな、気になってずっと胸がそわそわしてるよ
4月7日 その日が来たら
何のカウントダウンか分かったら、
見ると辛い思い出にしかならないからクローゼットにしまってた
聖天使学院の会報やグッズや会報やCD
開けられるかな

