給与未払いへ道
昨年春に入職した会社で給与の未払いが発生したので、その時の対応をまとめました。発端は、昨年春に入った訪問看護ステーションでの出来事。入職して早々に。と言うか、1回目の給与を支払わなくてもいいかと社長が言ってきました。入職した月にです。
理由は、週末にアルバイトをしていたので、その給与が入るだろうとのこと。「いやいやバイトは、関係ないでしょ」
なぜに、バイトの給与が入るから給与を払わなくてもいいと思ったのか。まずここで、ヤバイ会社である事を気づかなければいけなかったですね。普通にあり得ない話です。私は20歳に就職してから27年間、給与の未払いは1回もありませんでした。まぁそれが普通だと思いますが。不足しているということも経験したことがありません。もちろんこのブログを読んでいる方も、そうであることを祈りますが・・・。
50年弱という年月を生きていると、こんな経験をする事もあるんだとビックリします。まぁ、信用の無い人間は何をしでかすかわからないという事は知っておかなくてはいけません。同じ目に遭いそうな、残念な事に遭ってしまった方への情報として、当時のことを書きます。
ちなみに、次の職場でも未払いが発生するとは思いもよりませんでしたが。
労基署はあてにならない?
今回、とてもお世話になったのが労基署ですが、最終的には何も解決しませんでした。
厚労省の相談窓口や無料で相談に乗ってくれる弁護士さんにも話を聞いてもらいましたが、結局、時間を費やしただけで解決には至らずじまいです。
職員さんはとても親身になって話を聞いてくれます。ですが、労働基準監督官という逮捕権も持っている人が動かなければ全くと言っていい程、無力です。
法律の壁があるのもわかります。でも、昨今の外国人犯罪の不起訴と同様に、無法者に正義は通用しません。
相手は、法律無視。こっちは法律を守らなければなりません。正しい事をしようとしている側は、その法律の壁をクリアしてから戦わなければいけません。相手側はただただ逃げればいいだけです。
労基署の労働基準監督官は、労働者の味方ではありません。単に法律通り、ルール通りの事をこなすだけの役所の人です。
いくら、給与が払われないと生活ができないと訴えても、「社長が会う時間が作れないというから」という理由で調査や面談日程を繰り上げてはくれません。
相手はルールを無視しているのに、こっちはのんびりその相手側の言い分を待ってます。
会社側は、雇用契約書をいつまでも出さなかったり、つじつま合わせで会社が無くなってから支払う給与支払い予定を出してきたりとやりたい放題。会社側に有利なように話が進んでいきます。
結局、労基署ではどうする事もできないので、労働審判にかけるしかないとなった時には、会社は他人の手に渡り、追求されないようになっていました。
労働審判が一番
給与を支払わないような人は、労基署くらいでは動かない。なので、さっさと労働審判へ移行しましょう。
絶対あきらめたくないと言う方は、労基署には期待しないほうがよいと思います。これは、労基署が悪いということではなく、労基署もあくまで中立の立場なので、労働者の完全な味方になるわけにはいかないんだと思います。
どの程度かわかりませんが、労働者側がウソを言っていることだってあると思いますから。
労働審判は、額にもよりますが、数千円でとても短い期間で結審する制度ですので、時間に余裕がある方は利用してみても良いと思います。今回、私は労働審判の書類を準備している間に逃げられてしまいました。
もちろん、それでも労働審判に持ち込むこともできましたが、関係に無い方にまで迷惑が掛かってしまうと思ったので、裁判まではいきませんでした。
ですが、人生の経験として戦ってもよかったかもしれないと思いました。数か月後に同様の事件に巻き込まれる事がわかっていたなら・・・。
ピンチを救ったのはハローワーク
急に失ってしまった仕事に、未払いの給与、次の月の給与も支給されるかわからずじまい。そんな時に救いの手を差しのべてくれたのがハローワークでした。
失業保険の手続きや、自己都合ではなく給与の未払いがあることで、会社都合での退職扱いになること、医療保険が減額になることなど、制度を事を教えてくれたり親身になって対応してくれ、本当に助かりました。
昨年1年はハローワークにはとてもお世話になりました。
まとめ
給与の未払いへの対処の近道は、労働審判です。そこまではという場合のワンチャンかけるくらいが労基署です。
未払いへの対処はホントに精神削られるので、入職時の書類や、怪しい会社は甘く見ず、さっさと見限るにかぎります。
皆さんが、同じ目に遭いませんように。



