ニューアルバムに『悲しみはブギの彼方に』が入っていると聞いたとき、初めは「あれ、桑田さん、ネタ切れかな」などと失礼なことを思ったりもしたのですが...


それはもうとんでもない間違いで、今や2日に一度は聴きたくなっている(笑)有り様です、ハイ。


この曲を聴き込むことになったきっかけは中サビ?の♪リンスにシャンプー…の部分です。もう、原さんのコーラスの素晴らしさと言ったら...まったくもって完全にやられました





原さんの歌声聴きたさに何度も何度もリピートしてるうち、この曲を今のサザンがやることの奥深さに思い至ったというのがことの次第です。


『ロックの子』に書いてあったので、デビュー前から『悲しみはブギの彼方に』という持ち歌があることは知っていました。では、何故それを今になって収録し直し、正式な形で発表しようとしたのか。


それについての回答はいろんなところで桑田さんも他のメンバーもコメントしていますので、それは置いておきまして...


私が思いを馳せるのは、せいの!っで演奏した時、オリジナルメンバーである大森隆志氏のことが皆、頭をよぎったのではないかということです。47年前にセッションしていたときには彼がイントロのギターリフを弾いていたはずです。そして今回のレコーディングでは青山大のサークルの後輩である斉藤誠氏がそのリフを任されているという…。


もちろん、この曲に私が痺れるのは楽曲の良さも当然のことなのですが、それに加えて、この曲を聴くとデビュー前から綿々と連なるサザンオールスターズの歴史とその偉大なる業績が、いやが上にも聴き手に深い、深〜い感慨を与えないわけにはいかないからなのです。


リトル・フィートに憧れて、いかにリトル・フィートに似せるか、みたいな気持ちでメンバー全員が奏でていたものを半世紀近く経って、またもう一度その曲と向き合ってみるとき、感情の矛先はあの頃の自分たちにも向けられていたのではないでしょうか。


考えれば考えるほど、年代物のワインの豊潤さを味わうのと似た極上の感覚に眩暈がしそうです(それはちょっと大袈裟か)。


サザン大好きブログの初回を『悲しみはター坊の彼方に』…否『悲しみはブギの彼方に』で始められる幸運を身に染みつつ、今回はこの辺りにさせて頂きたく存じます。


はあ〜やっぱり音楽っていいな、サザンっていいな。では皆様、THANK YOU SO MUCH!


追伸

皆さんは土性骨(どじょうっぽね)なんて言葉ご存知でしたか?私は初めて聞きました^^;とても新鮮な響きでしたねー