時同じ頃


私は翼君の看病に病院に向かっていた

私は体験しなかったけど

テレビのニュースで見た悲惨な東京

あのまま向こうに居たらどうなってたんだろう…

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翼「奈々美。毎日悪いな…」

「気にしないで。今は安静にしなきゃだよ」

おかしな感情だけど

翼君とこんな形だけど二人きりになれる事が少し嬉しい

私は側に居れない存在だから麻美ちゃんに全てを託した立場だし

「じゃあまた明日来るね」

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私は下関に帰って来て奈津美の働くショッピングモールで一緒に働いている

東京で忙しない日々を送っていたから

こっちの空気はやっぱり落ち着く

振り返ってみると

やっぱり大変な日々だった

でもあの時はどうしても此処には居れなかった

きっとみんなが居なかったら

私はこの世には居なかった…

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私は仕事が終わって病院に来た

彼は眠ってる

でもみんな無事で良かったな

翼君の身体は負傷したけど先生に聞いたら一ヶ月もすれば完治するみたいだし

1日も早く元気になってほしい

「麻美ちゃん…ごめんね…」

私は翼君にキスをした…