時同じ頃
私は夢の中に居た
時は中学の入学式
千鶴「同じクラスになったね」
「どんな三年間になるのかなぁ〜」
二つの学校が合体してるから半分は知らない人
そんな時に腰に刀を持った一人の男の人が同じクラスに入ってった
千鶴「何あの人!?ヤバくない!?」
先生に聞いたら転校生らしい
あんま関わりたくないな…
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とある下校中
体育館の裏を通ったら
あの転校生が煙草を吸ってる
そこに不良の先輩達が来て囲まれていた
その瞬間に私は現実を疑う様な光景を目の当たりにする
ほんの一瞬の出来事で
刀を抜いて
翼「死にたいのか…?」
先輩達は一瞬で竦んで逃げてった
私は呆然として立ち竦んでたら
翼「…確か同じクラスの?」
「……」
翼「女には抜かないから安心しなよ」
話を聞いたら銃刀法違反を免れた特種な人間らしい
何か危ない人
って感じていたけど
私に対しては優しかった…
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翌日
千鶴「そうなんだっ!でも一瞬で先輩達を怯ませるって凄いね」
「一瞬の出来事で時間が止まった様な感覚だったよ…」
噂ではこの世には様々な力を持った人が居る
なんて聞いた事はあったけど本当に居たなんて
千鶴「麻美はもし自分に何か特別な力が在るとしたら何がいい?」
「そうだなぁ〜人と人が争わない力とか?」
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私は部活はバレーボールを選択した
授業が終わってからほぼ毎日やるってなかなかハードだと思ってたけど楽しい
私は身体も小さいから先輩達が凄く大きく見える
部活が終わって帰り道に
偶然、良平に逢った
良平「麻美!部活帰りか?」
「うん。良平はバスケでしょ?」
良平「ああ。毎日ってなると結構、疲れるな〜」
「6組はどう?」
良平「まだ慣れないよな。麻美は?」
「まぁ千鶴とか佳代が一緒だからね。しかも転校生が凄いんだって!」
良平「噂では聞いてるけど…」
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夏休みになっても毎日、部活
テスト期間中はとんでもない緊張感だし中学ってこんな感じなんだ
って思う事ばかり
やっぱり小学生とは全然、違う空間だわ
私はプロペを歩いてたら
翼「麻美!?」
「翼。何してるの?」
翼「まだこの土地に慣れてないからさ」
「暇してるなら出掛けようかっ?」
私達は西武線に乗った
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「翼は何処から来たの?」
翼「俺は埼玉の奥の東松山って所から越して来たよ」
「そうなんだ」
翼「麻美はずっと所沢?」
「うん。引越しの経験とかないし周りも変わらないよ」
翼「羨ましいわ。俺は引越しばかりで常にリセットして0からのスタートだからさ」
何かこうやって話してると
特種能力を持ってるとは言っても普通の同級生と変わらない…
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池袋に着いて改札を出たら
同級生の小礼と佳代にばったり
佳代「何!?二人、付き合ってんの!?」
「そんなんじゃないよ…」
小礼「怪しい〜」
「もぅ違うってば!!」
佳代「私達は邪魔みたいだからじゃあねー」
翼「……」
「まったく…」
翼「麻美は好きな人とか居るのか?」
「えっ!?別にそんなの居ないけど…」
翼「そう」
……
何、今のくえすちょん…
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池袋の西口の公園に来たら
何か地元の不良みたいな人がたくさん居る
絡んで来なきゃいいけど
翼「池袋ってこーゆー所なのか?」
「いや夏休みだからじゃないかなぁ」
翼「危なくなったら俺が守るからな」
えっ!?
守る!?
翼「俺は自分から喧嘩は売らないけど」
「売ってもらっちゃ困るけど…」
私達は西武のロフトに来た
ふと気付いたけど
これって
デート!?
小学生の頃は男女で遊ぶと言ってもグループだったし
異性としてなんて見る事は無かった
ほんのちょっと前まで小学生だったのに
急に大人になった様に感じた…
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私達は所沢に帰って来た
翼「じゃまた学校でな」
「うん。またね」
私は家に着いて
ベットに寝転んで
男の人から守る
なんて言われたのは初めてだった
運命の人なんて最初から居ない
誰かを大切にしてその気持ちが続けば運命の人になる
そう思ってたけど
こんなドキドキするのは何なんだろう…
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二学期が始まった
千鶴「久し振り。麻美は何処か出掛けたの?」
「いや家族で旅行とかはなかったよ」
佳代「麻美のデート現場、目撃しちゃった」
「だから違うって…」
千鶴「デート!?誰と誰と誰と?」
「翼とたまたま所沢で逢って…」
千鶴「そうなんだぁ別に恥ずかしがる事ないって!」
「恥ずかしがってないもん!」
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とある授業中に
先生が体調不良で早退して自習になった
その時に翼が席を立って何処かに行こうとしたら
先生「何処に行く?」
翼「自習なんて時間は自由時間でしょ?」
先生「席に戻りなさい」
翼「戻りません」
一瞬で教室にピリピリした空気感
先生と翼は何処かに行った
千鶴「何かやばくない?」
私は気になって後を追った
そしたら
体育館で
翼が先生を斬りつけていた
私は目の前が真っ白になって動けなかった
翼「麻美…」
私は泣きながら
「翼がいつか…刀が無くても…」
翼「…怖い思いさせてごめんな」
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私は眠りから目が覚めた
ん?
夢か…
何であんな夢を…
懐かしすぎる記憶だった
今ではあの時の彼は居ない
何処に居るかも分からない
でも
いつか
また逢えるよね?