第23弾 好きなものの話 堀江 貴文さん



4月30日の深夜(正確に言うと5月1日)放送の


朝まで生テレビを見た。テーマは


激論!出でよ!平成の龍馬~平成鎖国・日本を打破するのは誰か~


だった。

パネリストは


藤末 健三・今井 雅人・山本一太・浅尾慶一郎・斎藤弘・荒パスカル・猪子寿之


勝間和代・高橋洋一・歳川隆雄・堀江貴文・渡部恒雄(テレビ朝日HP掲載順)の12名。


閉塞感のある今の日本の不況を打破する為にはどうすればよいのか?龍馬の様に今の日本を改革・良くしてくれそうな人物は現れるのか?またそれは誰なのか?というのが大筋のテーマでした。


最初はやはり、今の民主党政権への批判などからはじまり、小沢さんの政治資金報告書の問題について、

4億円を現金で持っておくはずがないだろうとか、秘書が勝手にやる限度を超えているので、小沢さん本人が知らないはずがないだろうなどと、特に小沢さんへの個人攻撃が目立った。


検察審査会が小沢さんを『起訴相当』にしたことに対して、田原さんが藤末、今井の両民主党議員へ追求している時に堀江さんが一言、


『検察は99%有罪に出来るものでないと起訴しない。不起訴にしたということは有罪に出来ない可能性があるからだ。検察審査会はそんな事は一切気にしない。一般人の代表だからワイドショーやニュースでの報道を見て起訴するべきだと言っているだけなんだから。そんな事よりもっと他の話をしましょうよ。』


まさにその通り。この問題はそれ以上でもそれ以下でもないと私も思う。


これは一つの例だが、他にも番組中に興味深い話をいくつもしていて、彼の価値観、考え方が良く分かり、大変面白く番組を見れました。司会の田原さんが堀江さんのことを大好きで、認めているんだなあというのも良く分かったし、他の出演者のそうそうたる方達も堀江さんに対しては一目置いていることが良く分かりました。


彼の話はとてもストレートで、簡単明瞭。物事の本質を見る目もあるし、何が大事かということが良くわかっていると思う。また、表現力が豊かで、人に伝える能力が極めて高い。ユーモアもあるし、話を面白く、聞いている人を引き込む力があると思います。


また、堀江さんは自分も龍馬が死んだ32歳で逮捕されたので、殺されたようなもんだとおっしゃていましたが、


それでもなお子供の頃から大好きな宇宙への夢を語り、


『宇宙旅行を身近なものにする』


という夢の実現に向けて、現在も活動中だそうです。

彼は番組の中で


『お金を持っている人が元気がなくなった。お金をもうけてもそれを使おうとしない。』


『これだけ儲けたからもういいやって人が増えた。』と言っていますが


これは本当にそう思います。堀江さん、村上さんの一連の事件を受けて、彼らが逮捕された理由は


『悪い事をした』『犯罪を犯した』という理由ではなく、


『目立ちすぎた』と思っている人が多いのではないのでしょうか?


その事によって表舞台で活躍しすぎる事は良くないというイメージを生み出し、

成功している人が表に出ないようになり、良い話題があまり流れない事で不景気のニュースばかりが流れ、

その事が閉塞感を生み出し、

その閉塞感がお金を持っている人達の財布のヒモを固くし、ますます景気が悪くなる・・・・・・。

という負の連鎖が続いているように思えます。


もちろん格差の拡大や、リーマンショック以降の世界的な不況など、様々な要因があるとは思いますが、日本の長期にわたる不景気は


『なんとなく』


という心理的な不景気な気がしてなりません。


彼は一連の騒動で逮捕、起訴されましたが、それ以上にまわりの人間の裏切りや離れていった人たちを見て、かなり思うところがあったのではないでしょうか・・・・・・・。


あの事件以後、性格的にも人間的にも成長したように思われます。


あれだけ世間に持ち上げられるだけ持ち上げられて、その後手のひらを返したように世間に叩き潰された凄まじい経験を経て、なおポジティブでアクティブな精神力に感動します。


彼のTwitterは現在48万人近くがフォローしているそうです。


私も彼のTwitterをフォローする為に始めようかなと思いました。まだしていませんが・・・・・・・。


『彼の話を聞きたい』

『彼の意見を聞きたい』

『彼のつぶやきを聞きたい』

と48万人に思わせるというのは凄い事です。


それはやはり彼の言葉が生きていて、躍動していて、興奮させるものだからなんだと思います。


そして何より真理を語っているからでしょう。


今後彼がもっともっと活躍してくれるのを願っています。