今日のメモ帳。 「建築屋と工務店」 | 大阪ダイアリー

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工務店と建築屋(デザイン事務所等)はいつまで経っても仲良くできない。

もちろん仲良しの建築屋もいる。

しかし、一般的にはすれ違いの関係が多い。

なぜ、仲良くなれないかというと

お互いに最終的に求めているところが違うからだ。

我々工務店は、安く、お客様に喜んで貰うのが目的だ。

建築屋は、そこに「自分の作品」を言う意味合いをつけてくる。

それを実現する為には、少々違う部材を使うことが多いのだが

建築屋はその部材の「時価」を知らない。

初期段階の見積もりが想像していた見積もりと異なるのはその為だ。

そうなると結局デザインを変えることになる。

建築屋にとっては、自分のデザインがコロコロ変わって嫌だと思うが、

そこは仕事だと割り切って欲しい。

自分のデザインがしたいのなら、それはコンペでやって欲しい。

言い方は悪いが、安く速いのが工務店にとってもお客さん自身も一番だ。

何回も変更を掛けているだけで、お金が掛かってしまう。

それでは本末転倒ではないだろうか?

そんなことを何回も繰り返しているから、結局いつまで経っても仲良くなれないんだ。

70代 工務店社長 Hさん

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PS もっと話は有りましたが長いので割愛。
良いこと言ってましたけどココでは公開しません。笑