2008.01.05 The FA Cup Third Round

Aston Villa v Manchester United

REFEREE:マーティン・アトキンソン VENUE:ヴィラ・パーク ATTENDANCE:33,630人


○0-2

81’C・ロナウド 89’ルーニー

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             サア      C・ロナウド

       (⇔79’ハーグリーブス)


   ギグス     アンデルソン     キャリック     パク

(⇔92’オシェイ)                     (⇔70’ルーニー)


  エヴラ    ヴィディッチ   ファーディナンド  ブラウン



                ファン・デル・サル


SUB:ヒートン、ナニ

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(アストン・ヴィラ/項目/マンU)

1    枠内シュート    6

5    枠外シュート    9

5    コーナー    5

13    ファウル    9

0    オフサイド    0

50   ポゼッション   50

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ファーガソン監督
『DF陣は素晴らしいパフォーマンスを見せていた。相手は最近調子が良かっただけに、無失点に抑える事が出来たのは大きかった。彼らが頑張ってくれたおかげで、相手に自信を与えるような事がなかった。試合、特に前半は退屈な展開で、ゴールが生まれそうな気配は無かったね。ロナウドが先制するまで、チャンスらしいチャンスは作れなかったね。だが、ルーニーの投入によって、試合の流れは我々に傾いた。他の選手の動きもよくなり、相手陣内でのダイレクトプレーが増え、リズムが出てきた。ロナウドはそれまで、ヴィラの選手から徹底的にマークされており、彼らしいプレーが出来ていなかったが、大事な場面ではいつもキッチリと仕事をしてくれる。とにかくウェインは大きな影響を与えてくれた。ここ数年はスールシャールのようなスーパーサブをずっと探していたんだよ。ファンには本当に感謝している。FAカップでも、リーグ戦でも、ヴィラ・パークにはいつも多くのユナイテッドファンが来てくれる。チームにとっては心強い事だよ。彼らの存在がどれだけ重要かは、バーミンガム戦で話した通りだ。今日のような声援を送ってくれる限り、私達はその期待に応えるプレーが出来るよ。』


ルーニー
『サポーターは最高の声援を送ってくれた。今日の試合では、アウェー席が多く用意されたにも関わらず、僕達のファンはそれを全部埋め尽くしてくれた。本当に感謝しているよ。雰囲気は最高だったし、ヴィラ・パークではいつも気持ちよくプレー出来る。正直、再試合になるかもしれないと思ったけれど、僕達は最後まで攻め続けたし、勝利に相応しいと思うよ。今シーズンこそ優勝したいね。FAカップのトロフィーを掲げるのは、子供の頃からの夢なんだ。』


ファーディナンド
『ウェインはパワー溢れる優れた選手だ。何試合か欠場したが、彼が入った事でチャンスを掴み、ゴールを奪う事が出来た。FAカップで優勝する事には大きな意味があると思う。そもそも僕たちにとって、負けても良いと思って戦っている大会は1つもないし、そんな事を考えるのはとても失礼だよ。相手がどこであろうと、僕達は常に勝利を目指して戦っている。引き分けを狙ったりするのはユナイテッドらしくないし、誰よりも監督が許してくれないだろう。』

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21節①
2008.01.01 FA Barclays Premiership Week18(第21節)

Manchester United v Birmingham

REFEREE:ピーター・ウォルトン VENUE:オールド・トラフォード ATTENDANCE:75,459人


○1-0

25’テベス

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            テベス      C・ロナウド

          (⇔71’サア)


   ナニ     アンデルソン     キャリック     パク

                            (⇔75’ハーグリーブス)


  エヴラ    ヴィディッチ   ファーディナンド  オシェイ

(⇔84’ブラウン)         


                クシュチャク


SUB:ヒートン、ピケ

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(マンU/項目/バーミンガム)

7    枠内シュート    4

5    枠外シュート    8

2    コーナー    0

11    ファウル    9

2    オフサイド    1

59.6   ポゼッション   40.4

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前節の敗戦により、苦々しい気分まま新年を迎えたユナイテッド。今日は是が非でも勝利し、幸先の良いスタートを切りたい所。


風邪によりこの試合もルーニーを欠く厳しい状況。中盤にも控えのメンバーが多く入り、少し心配でしたが・・・。


この試合唯一の得点となったテベスのゴールが入るのは前半25分。前節PKを外し、相手に反撃の機会を与えてしまったロナウドの見事なヒールパスから抜け出したテベスが、落ち着いてシュート。ゴールネットを揺らします。


21節③
↑今季8点目。ロナウドに次ぐスコアラーとして期待に応える働き。


前節では体が重そうに見受けられましたが、大丈夫でしょうか、と思いきや・・・


21節②
↑激しいタックルを受け負傷交代ダウン


軽症であって欲しいですね。長引かないように・・・。


試合はこの後もポスト直撃など惜しいシュートもありましたが、結局1-0のまま試合終了。何はともあれ勝ち点3を積み重ねて、再びアーセナル追撃体勢を整える事が出来ました。


21節④
↑ファーガソン監督もご満悦?



2007.12.29 FA Barclays Premiership Week18(第20節)

West Ham v Manchester United

REFEREE:マイク・ディーン VENUE:アップトン・パーク


●2-1

14’C・ロナウド

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           テベス      サア



 ギグス   ハーグリーブス  フレッチャー   C・ロナウド

      


 エヴラ    ヴィディッチ   ファーディナンド  ブラウン

         


               クシュチャク



SUB:ヒートン、ピケ、オシェイ、アンデルソン、ナニ

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(ウェスト・ハム/項目/マンU)

    枠内シュート  

    枠外シュート  

    コーナー    

    ファウル    

    オフサイド   

   ポゼッション   

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昨シーズン、終盤の巻き返しにより奇跡的にプレミア残留を果たしたウェスト・ハム。その残留劇の立役者となったのが、残り10試合で7得点を叩き込んだテベスでした。そのテベスだけでなく、ファーディナンド、キャリックの古巣でもあります。


試合開始から攻め立てたのはウェスト・ハム。コールのポストプレーを中心にしてユナイテッドゴールを脅かします。運もあり、なんとかこの攻撃を凌ぐと、またまた炸裂したのはスーパーカウンタードンッサアの落としから左サイドに抜け出したギグスがそのままクロス。このボールが右サイドから全速力で中央に走り込んできた絶好調男・ロナウドの頭にドンピシャ!先制点をあげます。




↑今季13得点目。ドリブルやFKと並んで、彼のヘッドは大きな武器。


ギグスのパスの精度の高さ、ロナウドの得点感覚には脱帽ですね。

ですが、前半はこの後苦戦します。選手達に疲れなのか、モチベーションの問題なのか、イージーミスや怠慢なプレーを繰り返し、後手後手に回ります。クシュチャクを中心として何とか無失点で前半を終えます。


後半・・・・、フラストレーションのたまる内容。攻撃の形も作れず。。。。決めるとこで決めず。。。。

試合を通して、勝ちたいという気持ちが伝わってこなかったユナイテッドの敗戦は当然の結末かもしれません。これを良い薬として、気持ちを入れ直して欲しいですね。

プレミアシップ

2007.12.29 FA Barclays Premiership Week18(第20節)

West Ham v Manchester United

REFEREE:マイク・ディーン VENUE:アップトン・パーク


【出場可能選手】

GK:クシュチャクヒートン

DF:ブラウン、シンプソン、ファーディナンドヴィディッチ、ピケ、エヴラオシェイ

MF:フレッチャー、C・ロナウドアンデルソン、キャリック、ハーグリーブスナニギグスパク

FW:ルーニーテベスサア


:スタメン予想 :ベンチ入り予想


【通算成績】

総合:45勝23分36敗(プレミア14勝7分3敗)

アウェイ:11勝17分24敗(プレミア4勝7分1敗)

サー・アレックス

2007年も残りわずかとなり、冬の移籍市場が近付いてきました。

と言っても、ユナイテッドのようなビッグクラブは概して大きく動かないのが常です。選手獲得理由のタイプとしては、


①戦力の補填

 (怪我人や期待外れの選手、夏の移籍市場での手落ちによる等による戦力の穴を埋めるetc.)


②未来への投資

 (若手有望株の獲得や、来シーズンに向けての慣らし運転の意味を込めてetc.)


②スケジュール的な問題

 (南米等、夏では移籍し辛い場合etc.)


くらいですかねー。

ユナイテッドの前例として2005-06シーズン冬に獲得したヴィディッチ、エヴラが、翌シーズンから見違える活躍をしたのが印象に残っています。


現在、王者たる強さを発揮しているユナイテッドですが、戦力的な不安が無いわけではありません。サアやパクが帰ってきたとはいえ、まだまだ怪我人が目に付きます。(ネヴィル、スコールズ、シルベストルなど)


【左SB】

エインセが抜けたこのポジション。エヴラが目覚ましい活躍を見せ不足感はありませんが、シルベストルが負傷した今、駒の数は実質エヴラ1人。オシェイやハーグリーブス、ピケらもこなせますが、本職は獲っておいても良いかも知れません。


【右SB】

ネヴィルの復帰が予想以上に長引いているこのポジションで、ほぼ全試合で代役を務めているのがブラウン。しかし、このブラウンに移籍の噂があります。契約更新の話を断っているとの事。放出するのならこの冬に現金化しないとですが、流石にこの冬で手放すというのは、プレミアもCLも狙っているユナイテッドにとっては致命的・・・。一番良い解決策はブラウンの契約延長。なんとか良い方向に行って欲しいです・・・。


【CF】

ルーニー、テベスの強力トップが機能し、そしてサアもこのまま黙ってはいないでしょう。ただ、故障者が出た場合、苦しくなる可能性は十分にあります。スールシャールの思わぬ引退劇もありました。昨季のラーションのような効果的な補強が出来れば最高ですね。


現在、決定している主なものとしては、マヌーチョの獲得とファン・デル・サルの契約延長です。ファン・デル・サルの貴重な経験をフォスターらに上手く伝えていって欲しいところ。マヌーチョに関しては未知数ですが、彼の頑張り次第ではCFの補強は必要事項から外れるでしょう。


まあ、ピッチ外はフロントやスカウト陣に任せて、選手達はピッチの中で全力で戦ってくれれば良いのです。

シーズン後半戦に弾みをつけるためにも、この時期に勢いを止めたくはありません。頑張れー!!