僕はポケモン世代である。
僕が産まれた2年後に
絶頂期を迎えたポケモンは、
昨年「ポケモンGO」で
世界に多大な影響を与えた。
ポケモンGOで初めてポケモンをやった人は
分からないかもしれないが、
基本的にポケモンは
目的達成の為に旅をするゲームである。
その過程で自分のポケモンを
強くする必要があるので、
闘わせて、経験値を溜めて
レベルアップをさせる。
そして進化したりして、強くなっていく。
いわゆる、アクションRPGというやつだ。
僕も小学時代にどハマりしたが、
今になってマイナスに働いたことにも
気づくようになってきた。
子供の頃に擦り込まれた感覚というのは厄介で、なかなか抜け出せない場合もある。
ポケモンでは、
相手に勝つと経験値がもらえる。
負けると経験値は0だ。
ここで現実との違いが出てくる。
現実では経験は
アクションに対して得られるもの。
ポケモンで例えると、
闘った時点で経験値が発生する。
勝つ経験を得るか、
負ける経験を得るか出来る。
勿論勝つ経験の方が嬉しいものではあるが、
負けることを怖がって、
土俵に上がらなくなったら最悪だ。
そして過去の勝利にしがみつき
土俵の外から、語ることしか
出来なくなってしまう。
ポケモンが悪いわけではないが、
「負けると意味がない」「失敗したら無意味」
という感覚が、脳に無意識レベルで
染み付いていると、行動力が弱くなる。
負けや失敗は元々怖いものなのに、
それにプラスして
こういう感覚をもっていると、
もう安全策しかとれなくなる。
いつも同じ人と関わり、
同じ場所で、同じ作業をして、
同じ報酬を得る。
これを安定と呼び、好む人もいるが
僕は危険だと思う。
同じことをしようとしても、
人間は時間という不可逆的なものよって
常に老化していると考えているから。
現状維持では、常にマイナスになってしまう。
僕は中高時代をまさにこういう感覚で
過ごしていたように思う。
失敗を怖がり、周りを敵視し、
自分を守ることに必死になっていた。
今は失敗だらけだけど、
以前の自分よりも
自分のことを赦せることが増えてきた。
そして、自分のことを守ることをやめ、
周り人の為に動くようになってから、
周りの人に助けられることが増えた。
自分で自分を守らなくてもいい
ことに気づいて楽になった。
「もっとよくしたい」「もっとよくなりたい」
気持ちも、行動も、
枯れないように続けていきたい。