彼は、いつもの彼のままだった。
むしろ、いつもより優しい。
色々、語り合った。
彼が、今どう言う物に目を向けていて、
どうしていきたいか。
留学も考えていると言っていた。
しんじ 「でも、ほんまに今日会おうって言ってくれてありがとう。
凪の大事さが、再確認できた。
俺は、もっとおっきな心で、凪を包み込めるような男になる。
待っててな。」
凪 「待ってるよ。」
私も、仕事が楽しくなってきた事、
ダイビングを始めて、出会いが増えた事で
色々と刺激になっている事。
本当に心が繋がってるって思えるから、この2週間、辛くはなかった事。
全てを彼に話した。
しんじ 「俺、むっちゃ辛かったのにwww」
かわいいな。と思った。
1泊して、別れの時。
私は、彼をいつまでも待ってると本気で思った。
凪 「いつでも戻ってきてね。」
しんじ 「ありがとう。俺、頑張るな。」
2008年2月29日
この日を境に、私達はまた
連絡を取らなくなった。
仕事に、ダイビングに、女友達との遊び。
色々、予定を入れまくる事で気を紛らしていたし、
何より、本当に繋がっている気がした。
辛くはなかった。
しかし、困った事に
ダイビングのインストラクターの八島さんに
告白されてしまったのだ。
私は、待ってる人がいる事を伝えた。
今は連絡を取っていないという
曖昧な関係も話した。
私がいくら、気持ちは繋がってると説明したって、
きっと2人にしか、分からない。
だから八島さんのアタックは
本当に激しかった。
その頃には海洋実習で、実際に海に出ていた。
ダイビングは必ずペアを組んで(バディ)2人1組で潜らなくてはいけない。
これからライセンスを取る私達は、初心者なので
必ずバディと手を繋ぐ。
インストラクターは4名ほどいるのに、
私のバディは、仕組まれているかのように
八島さんばかりだった。
八島さんは、ショップ店長だったので
予約を取る時などの為、携帯番号は交換してある。
私用で電話やメール。
手紙。をよこすようになった。
凪 「私は、一応、お客だよ?
ダイビングに支障が出るような事にだけはしないで欲しい。」
八島 「分かってる。でも好きでいる事はいいでしょう?」
凪 「でも、他の人とも潜りたい。」
そう言っても、私のバディはいつも八島さんだった。
それでも、仲が悪かった訳ではない。
それなりに、楽しく話もする。
八島さんを含むインストラクター2人と
一緒に始めた友達4人で、夜景を見に行ったりもしていた。
八島さんが私を好きだと言う事を、除いては
充実していた。
2008年3月14日
私の家に、小包が届いた。
しんじからだった。
開けるのが恐かった。
しんじの部屋に置いてある私の物が入ってたらどうしよう。
もう、気持ちが変わったのかな。
動悸がした。
そして、開封した。
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束縛~愛になれなかった恋~
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