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長いブログ (旧:ぶらり北朝鮮)

以前は北朝鮮旅行記でしたがネタ切れで変更。
その名のとおり、記事一本がやたら長いです(笑)
書くのも、読むのもしんどい。
いや、わかってんですけどね…なんかこうなっちゃう。
お疲れの方は何度かに分けてお読みください。
その方がアクセス数上げられr@うxぁp…

 

先日1月8日に

アメブロのトップページの誘いに乗せられて

「#今日は平成スタートの日」という記事

https://ameblo.jp/venus1969/entry-12565629191.html

を上げさせていただいたところですが、

その記事中で紹介した

NHKニュースの速報などの当時の動画が

アメブロ運営のチェックに引っ掛かったのか何なのか

翌朝にはすっかり削除されてしまいまして。

 

いまは「再生」の三角マークは表示されているものの

いくらクリックしてもウンともスンとも言わない

タダの「黒い四角」になってしまっちゃいました。

 

その後やっぱり(ごく)一部の方から

「見えねーよ」

「何があったのか気になる」

というご意見を頂戴しました。

 

ま、たしかに見られないだけに気になるのも事実。

だからといってその部分を消して書き直すのも

面倒、というかなんかクヤシイww

 

そこで本日は、どうやら同じテレビ画面でも

「静止画」だと消されないようなので

どんな映像だったのかを「紙しばい」形式で

もう一度上げなおしてみよう、という企画です。

 

…今度は「ジャンル外れ」で怒られるかな(笑)

 

 

ま、とりあえずGO。

 

まずは新元号発表のNHK臨時ニュースから。

 

それまでは「日本の元号について」を

皇室担当記者や学者先生を招いて

語ってもらう番組を放送中。

おお、右端に座ってる

京産大の所功(ところいさお)名誉教授は

皇室に詳しい専門家として

今回の改元でも出ておられましたね。

 

時は昭和64年1月7日、

午後2時半ごろのこと。

そこへ、ディレクターからメモの差し入れ。

(アナウンサー)

「えー、どうやら

新しい元号が決まった模様です。

総理大臣官邸の記者会見室で

小渕官房長官の発表がまもなく行われる様子です。」

 

画面が首相官邸に切り替わります。

同時に大きなテロップと臨時ニュースチャイム♪

 

政府関係者や記者がドヤドヤと入場。

 

(アナウンサー)

「総理大臣官邸で、小渕官房長官が

新しい元号について記者会見を行います。」

 

その後、小渕恵三官房長官(当時・故人)が着席。

発表資料を机に広げます。

さすがの官房長官も固い表情。

記者会見場も異様な緊張感です。

 

政府関係者が

「例の額」を小渕さんに渡します。

先に見えてしまわないように

箱に入れて、裏向けて、机の陰で。

ものすごい気の遣いよう(笑)

 

そして慎重に机の上へ出します。

もちろん裏向きのまま。

 

(アナウンサー)

「小渕官房長官の発表です」

 

午後2時36分、記者会見がスタート。

 

(小渕官房長官)

「よろしいですか?」

 

「ただいま終了いたしました閣議で

元号を改める政令が決定され、

第1回臨時閣議後に申しましたとおり、

本日中に公布される予定であります。」

 

「新しい元号は、“へいせい”であります。」

 

そして「例の額」を。

ここでも慎重に上下を確認します。

逆さに出しちゃったりしたらエライことですからねw

 

出ました!あの「平成」の額!

今回「令和」の発表も

このスタイルが踏襲されましたね。

最初は机の上で出してました。

 

記者が一斉に慌ただしく動きます。

資料を奪い取って部屋の外へ駆け出して。

額もいったん伏せて置いちゃいますよ。

当時はネットはおろか携帯電話もありませんので

自社が他社より1秒でも早く伝えようと

テレビ記者は外で待機中の中継カメラの前へ、

新聞記者は公衆電話などで本社に連絡したんです。

このへんにも時代を感じますねー。

 

ひとしきりざわついた後

今度は写真撮影用、ということで

小渕官房長官が

もう一度記者のカメラに向かって額を掲げます。

テレビにも字幕。

普段の字幕より2回りくらいデカい字幕です。

 

(アナウンサー)

「新しい元号は、“へいせい”と決まりました。」

「平和の“平”、成功の“成”、平成です。」

 

会場では四方八方のカメラマンから

「こっち!こっち!」の声。

 

みんなに見えるように

右へ左へとサービスしますw

 

そしてこれがいちばん有名なポーズですね。

 

臨時ニュースはこんな感じでした。

 

 

さてもう一つは、

「平成へ変わる瞬間」のフジテレビ。

 

その前からずっと「ニュース」を続けて放送中。

街の様子や世界各国の反応などを伝えてます。

そして午後11時58分、

(女性アナウンサー)

さて、まもなくあと2分弱で

新しい元号の年「平成」を迎えます。

そして、それとともに激動の年「昭和」が

幕を下ろそうとしております。

 

(男性アナウンサー)

在位最長62年と14日、

この「昭和」の幕はあと1分30秒ほどで

幕を閉じようとしています。

 

次に時計が大写し。

(女性アナウンサー)

元号法に基づきまして

初めて政令で改元が行われます。

明日から施行ということですから

まもなく平成元年、1月8日を迎えるわけです。

ちなみのこの「平成」は

最初の「大化」という元号から数えまして

247番目ということですね。

 

(男性アナウンサー)

この中で使用された文字は71文字、

その中で平という字、平成の「平」は12回目、

そして平成の「成」は、今回初めて使用されます。

この「平成」が間もなくあと1分後で

新しい年、時代としてスタートします。

 

灯りの少なくなった銀座の映像も。

当時は天皇崩御ということだったので

臨時休業や営業縮小、ネオン消灯の店が相次ぎ

夜の街は真っ暗で人通りも途絶えてました。

 

ふたたび時報時計。

(女性アナウンサー)

出典は中国の古典

「史記」、「書経」、

「内 平らかに外 成る」

「地 平らかに天 成る」

の文言から採られておりますが

やはり太平洋戦争を経験しました

「昭和」の次の時代でありますだけに

平和であってほしい、という

願いが込められておりますね。

 

(男性アナウンサー)

あと30秒で「平成」を迎えます。

 

このあとは30秒間

ただ時計を映したままで全くの無音。

放送事故(笑)かと思うほどの静寂のあと…

 

時報が鳴ります。

ピッ、ピッ、ピッ、ポーン♪

 

そして、琴の音と太鼓の響きとともに

墨書きの「平成」の文字が立ち上がります!

ちゃらららららぁ~ぁん。

ドーン、ドーン、ドーン…

 

(男性アナウンサー)

平成、元年を迎えました。

平成元年1月8日を迎えました。

 

(女性アナウンサー)

それでは新しい年を迎えました街の表情を

リレーで繋いでみたいと思います。

 

…と、こんな感じで。

アナウンサーはみんな喪服姿、

バックの背景も皇居、など

なかなか厳粛な雰囲気だったんですよ。

今見るとちょっと滑稽でもありますが(←)

 

どうでしょうか。

これでちょっと当時の雰囲気を感じていただけたかしらん。

しつこくてすみませんねw

動画消されたのが悔しくて。

 

次からはちゃんと

カテゴリーに沿った内容にするよう頑張りますぅ。

 

★諦めの悪いおまけ。

ニュース映像の動画は

どうやらダメということらしいですが、

臨時ニュースのチャイム音くらいなら

…どうだ。

 

画面はほとんど変わらないので

もうこれは静止画も同然(笑)

やっぱり生音があると臨場感ありますからね。

 

ま、これも消されたら

またこの部分を削りますよ。