年末年始はゲームの時間を少し減らして
代わりに本を読もうというのを計画のひとつにした、とびうおです(笑)。
その計画の一環として
毎回青春、かっこつけすぎ
という感想も多い作家ですが
私はわりと好きです。
今回も競歩、という
ある意味マイナーな競技
しかも自分がやっている音楽とは全く違うジャンルですが
その人間ドラマがよく描かれていて
最後は感動しました。
単なるシンデレラストーリーやハッピーエンドよりも
こういう展開の方が味があります。
個人的見解ではありますが、
あのかなり意図的で偏った感の強い読書感想文コンクールの課題図書の中で
彼女のタスキメシに他の課題図書と違うテイストを感じたのも
人間ドラマの描き方に工夫があったからかもしれません。
まあタスキメシの表紙の装丁はかなりドン引きしましたが(⌒-⌒; )
読まず嫌いにならなくてよかったです。
平穏な生活をしている人にはイタい感じの話ばかり書く作家なのでしょうが
何かに向けて頑張っていろいろ感じてきた人にはかなり共感できると思います。