福岡の中洲を舞台に
無戸籍児童を巡る人間模様と
伝統的な博多祇園山笠絡めた物語です。
とてもとても重い内容だったので
読むのに1週間かかりました。
よく計算された人間関係の伏線があります(ネタバレにもなるので敢えて書きません)。
無戸籍児童や山笠にかける地元の人の思いがよく描かれているので
勉強になりました。
テーマは全く異なりますが
映画にもなっている『人魚の眠る家』と同じ
社会派小説のカテゴリーに入る気がします。
博多祇園山笠の様子が見たくなりました。
私は人混みが嫌いなのでYoutubeでいいですが(笑)