「BRAVE HEARTS 海猿」感想 | とびうおの毎日トランペット日和☆

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音楽とトランペット、ジェヨンさん、サムリさん、大山さん、角先生、澤田さん、大隅さん、辻本さん、濱口さんが好きなとびうおのblogです。

「BRAVE HEARTS 海猿」を見てきました。




海猿シリーズはドラマも映画も全部見ていて大ファンなのです。




こういうレスキュー系や医療系のヒューマンドラマ、めちゃくちゃ好き。




海猿では特に下川さんが好きです。




時任さん、大好きな俳優さんだからねー。




今回は下川さんがプレゼンをしているところから始まりました。




映像は仙崎くんなんですけど、




その映像に下川さんの声がオーバーラップする感じなので、




私の中では最初から盛り上がる感じでした。




海猿シリーズ、




本当は前作の「海猿 LAST MESSAGE」で終わるはずだったのですが、




続編を希望する声が多く寄せられ、




新作を考えている最中に東日本大震災が起こりました。




奇しくも未曾有の大事故をテーマに




自分たちができることで協力し合い、




不可能を可能にしていく様子を描く今回の作品は




そのテーマがしっかりと作品の中に根付いていて、




それがきちんと伝わってくる仕上がりになっていました。




2時間近い本編ですが、




それでも随所に緊迫した場面があり、




長さを感じさせないストーリー展開も素晴らしかったです。




個人的には音楽を担当されている佐藤直紀さんも大ファンなので、




今回も期待して聴いていました。




今回はトランペットのソロがとても綺麗でした。




私もいつか、あんな綺麗な音で




こういう素晴らしい音楽を演奏できるといいなぁ




と思った演奏でした。




トランペットを始めたころは、




楽器は好きだけど




何をやっても目立ってしまうのがイヤだったのですが、




オケの演奏会に向けて練習する中でマエストロからアドバイスをいただき、




それを一つ一つクリアすることで自信がつき、




ペット奏者としての自覚ができました。




最後に嶋副隊長が




「レスキューに必要なのはスキルと冷静な判断力、そしてここ(心)だ」




というシーンがあります。




それまで嶋副隊長は




「レスキューに必要なのはスキルと冷静な判断力だ」




と言っていて、




仙崎くんに対しても




「運だけで上がってきたヤツ」




「感情的になりすぎる」




という見方しかしていなかったのですが、




仙崎くんのレスキューを見て嶋副隊長の考えは変わるのです。




私にも周りの人の考えを変えられることがあるとすれば、




その一つは確実に音楽であり、トランペットだと思います。




だから、もちろんここまで連れてきてくれた恩返しということもありますが、




これからももっともっと練習して




音楽とトランペットを通して周りの人に気持ちを届けたいです。




この映画でも最後に

「奇跡を起こすことができましたね」

という内容の台詞があります。

それを聞いて演奏会での奇跡を思い出しました。




最後のアンコールの演奏です。




音源を聴くとこれだけがずば抜けて上手いんです。




それは腹をくくったのもあるけど




やっぱりハートがあったからだと思います。




あのときは本当にトランペットセクションのみんなの心が一つになったし、




指揮をしていた角先生ともすごく強く結びついていた気がしたし、




それが演奏に現れていた気がします。




そんなことも感じた映画でした。




私はこういうヒューマンドラマ、好きです。




まだ公開されたばかりなので、




よかったら見に行ってみてくださいね!!