『きゅうくつさ』
を感じることありますよね
『きゅうくつさ』とは
会社などの
自分が属する集団での
ルールや
監視
他人からの干渉
などの「締め付け」
によって起こるものです
ではなぜ「締め付け」が起きるのか
その根本的な要因のひとつは
「不信」
だと思います
お互いがお互いを信じられない時
その集団の
秩序
産みだす成果
を一定に保つために
締め付けが必要になるのです
そして
この締め付けには
「大きなコスト」
がかかります
ルールを作り、運用し、監視するコスト
それによって感じる
『きゅうくつさ』
も心理的なコストです
誰も得をしない泡のようなコストです
これを養老先生は
『不信のコスト』
と呼んでいます
だから
『きゅうくつさ』を感じたら
自分の何が信じられないのか
を考えます
誤解
思い込みや偏見
自分の問題
原因はひとつではないかもしれませんが
ひとつずつ解決するしかありません
でも
自分以外の
信じられない誰かや
元々人を信じられない誰かによる
『不信のコスト』を
負担させられていることも多いです
でも
この国はありがたいことに
伝統的に不信のコストが安い国です
不信のコストが高くなると
モノやサービスの値段も上がるし
税金も上がるかもしれません
それでも間に合わなくなった時
ただただ「チカラ」がものを言う
無秩序な社会が待っています
怖いですね
だから
できるだけ多くの人が
『不信のコスト』の理屈を
理解することが大事
伝えることが大事
話は小さくなりますが
マネージャーになると
どうしても
ルールを作らざるを得なくなります
一時的にはそれでいいのですが
ルールが要らなくなるところまで
不信のコストを減らすところまで
考えられたらいいなと
思います