星田 義男
僕が中二の時に
死んだ爺さんの話し
父親と家にあるSP盤のレコード(マーラーの第九)を聞きながら
爺さんの思い出を語ってきました。
何故か家には蓄音機が無いのに
SP盤のレコードが沢山ありました。
その中での一番磨り減っているレコードが
マーラーの第九です。
父親が爺さんから聞いた話し。
1945年第二次世界大戦時
B-29が総計14万から17万トン(諸説あり)の爆弾を
東京・名古屋・大阪をはじめ
日本各地の都市に対して
空爆を始めた頃
確か爺さんは技術者として徴兵していた
結核を患っていた事もあり直接戦地に行くことも無く
飛行機の整備などをしていたそうです。
そんな中知り合いから
少し離れたレコード屋さんにマーラーの第九入荷の知らせ
皆が止めるのも聞かず
空爆の中買いに行ったのがこのレコードだそうです。
どう考えてもバカです。
でも良く考えると僕と余り代わらない事に気が付きましたが?
、、、?
イヤイヤ爺さんの方が一枚上手。
鬼畜米兵の時代にクラシックなんて!
非国民!って言われて逮捕されてもしょうがない時代です。
小澤征爾 ラストコンサート・イン・ボストン
興味ある人は1~9全部聞いてみて下さい。
とりあえず今日は
明治生まれのバカが
集めたレコードを聴きながらお酒を呑みます。
でも悲しいかなほとんどが軍歌ばっかりです。

