わたしはこのブログの中に存在する

紅という自分の分身を
殊の外溺愛している
 
 
 
 
この紅さんのキレの良さ
ドンと据わった姿勢
シャープな言葉尻
 
 
 
 
自分で自分の文章を読み返しても
惚れ惚れとする
わたしが男なら会ってみたいと思うだろうし
女なら友達になりたいと願うだろう
そのくらいわたしが好きな
キャラクターなのだ
 
 
 
 
この紅さんが持つ信念や美学は全て
現実世界のわたしと全く相違ない
 
 
 
 
自分の書くものをこのように
褒めちぎるのは馬鹿っぽい話なのだろうが
不特定多数を目の前にして堂々と
自らを褒めちぎることが
如何に勇気のいることか
ちゃっちゃと落として蔑むことの方が
如何にラクであることか
 
 
 
 
 
自虐ほど
イージーな自己防衛はないし
謙遜ほど
手っ取り早い保身はないのですよ
 
 
 
 

 
 
 
ここまで自分の表現を
愛せるようになることが
如何に困難なことかということも加えて
 
 
 
 
 
わたしが他者の自己表現を
素晴らしいと思う際
そこには必ず正直さがある
才能やセンスも勿論だが
それ以前に正直であるかどうか
 
 
 
 
 
これは自分に対しても同じこと
自らを素晴らしいと感じるためには
自分を納得させられるレベルで
正直な表現をしていなければならない
 
 
 
 
 
 

 
 
 
他人からの称賛は上辺の誤魔化しで
いくらでも獲得することが出来ますが
自分本人はそれすらも知ってるわけですから
そんなもんは通用しない
 
 
 
 
 
 
自分に褒められることの方が
他人に褒められるより
ずっと困難なのですよ
 
 
 
 
 
 
ましてやそれを
人前で言うなんてことはもっとね
 
 
 
 
 
 
 
そこを乗り越えた上で
わたしは紅さんを偏愛しているのです
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だから世界も
そのようになる
 
 
 
 
 
 
はず