宝塚歌劇団宙組公演『Le Grand Escalier　－ル・グラン・エスカリエ－』を観劇しました。

宙組公演『Le Grand Escalier　－ル・グラン・エスカリエ－』 | 宝塚歌劇公式ホームページ宙組公演『Le Grand Escalier　－ル・グラン・エスカリエ－』の情報をご紹介します。

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今年110周年を迎えた宝塚歌劇団の、「モン・パリ」に始まるレビューの歴史を振り返るような名曲・名場面。

なんて煌びやかなレビューでしょう

圧巻のステージでした。

元々歌の上手なメンバーが揃った宙組ですが、以前に増して見事なソロとコーラス。

幕開きのトリコロールの大階段に立つ芹香斗亜さんを中心に、赤・白・青の燕尾服にシルクハット、ステッキを手にした男役が並んだのは壮観 🎩

続いて同じくトリコロールのドレスにシルクハットの娘役が白い羽根を手に登場。

オープニングから目が足りない！と思わせる美しさです

シャンソンのメドレーに続き、名作「花詩集」

瑠風輝さんの「まことの愛」は耳福としか言いようがない素晴らしさ。

天彩峰里さん、花菱りずさん等の娘役が黒のドレスで華やぎを添えていました。

「夜霧のモンマルトル」は、ずらりと並ぶ男役を従えた桜木みなとさん。

19世紀のパリを思わせる場面です。

桜木さんの気品ある雰囲気に、正統派らしい歌が聞きごたえありました。

「夢人」は芹香さん。

いつも思うのですが、宝塚の衣装はクラシックなものや、キラキラしたものは素敵。

でも、現代的な衣装やアヴァンギャルドな衣装は失敗が多い。

ということで、この衣装も私としては何故この衣装？なのですが、今までも「夢人」の衣装は。。。なので、う～ん...こういうものかしら？

そして妖しく幻想的な「BLUE MOON BLUE」

妖艶な鳥・春乃さんに翻弄される青年・芹香さん。

ここは春乃さんの独壇場というほど、以前は、やや大人しく見えていた春乃さんが伸びやかに歌い踊る姿は、自信に溢れて輝いていました。

さらにレビューはラテンの世界へ。

宝塚ファンなら全て歌える曲ばかり。

イエローとゴールドに鮮やかなターコイズブルーを配した衣装の中詰めです。

次々と銀橋を流れる宙組生に目が離せない。

芹香さんの「シナーマン」は会場が緊張感に包まれる歌唱でした。

ラテンの次はスパニッシュ。

マタドールの桜木さんのマントさばきが鮮やかで、目が離せません。

場面は変わり、すみれの淑女に扮した春乃さんの圧倒的存在感。

そして舞台はニューヨーク。

摩天楼を背景に「ゴールデン・デイズ」は、そろいのキャノチェにブルーとゴールドの衣装が眩い！

ロケットは「アイ・ラブ・レビュー」

個人的に瑠風さん、鷹翔さんの並びが大好きなのですが、ここでやっと二人で登場でした。

芹香さんの「愛の旅立ち」

桜木さんの「セ・マニフィーク」

残念ながら鳳蘭さんが歌う「セ・マニフィーク」を劇場で聴いたことがないので、度々耳にする曲ですが、劇場で聴いてこんなに感動したのは初めてかもしれません。

春乃さんの「夢を売る妖精」

妖精って存在するのね

宙組誕生の曲ともいえる「未来へ」

デュエット・ダンスは「王家に捧ぐ歌」の「世界に求む」

寄り添う春乃さんを優しく包み込むような芹香さん。

綺麗。

エトワールは愛未サラさん。

美声に聴き惚れます。

でも、エトワールの登場はレビューが終わりということ。

華やかなパレードを堪能し、劇場を後にしました。

25日の千秋楽配信を楽しみに、余韻に浸ります。

Le Grand Escalier －ル・グラン・エスカリエ－

Le Grand Escalier　－ル・グラン・エスカリエ－